新着情報

新年のごあいさつ

名古屋薬業健康保険組合
理事長 高木 裕明

新年あけましておめでとうございます

組合員の皆様におかれましては、希望に満ちた新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年中は、当健康保険組合の事業運営につきまして格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

4年に渡るコロナ禍もようやく落ち着きを見せはじめ、街にはコロナ前の活気が感じられるようになりました。

さて、少子高齢社会の進展や医療の高度化等によって国民医療費が急増する中、現役世代の負担上昇を抑える施策は待ったなしの課題です。

こうした中、国はすべての世代が公平に支えあう「全世代型社会保障」への改革を進めており、昨年5月には、こども・子育て支援の拡充や高齢者医療制度の見直し等を柱とする健康保険法の改正を行いましたが、少子化対策としての支援金制度の創設等、今後も新たな負担増が懸念されるところです。

当組合では、長年に渡り加入者の皆様の健康管理事業に取り組んできましたが、人手不足やメンタル不調などが社会問題化している今こそ、加入者や事業主、健保組合が協働して健康管理事業に取り組むことによって円滑な企業活動や保険運営が可能となり、持続可能な健康保険制度の構築にもつながるものと確信しています。

最後になりますが、本年が皆様にとって実り多い1年となりますことをお祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。