がんや心臓病など、多くの病気は日頃の生活習慣が関係しています。暴飲暴食や睡眠不足、運動不足などを続けていると、将来あなたの健康をおびやかすことになります。自分の生活習慣を見つめ直し、できるところから改善していきましょう。

肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、「肥満」特に内臓に脂肪が蓄積した肥満（「内臓脂肪型肥満」）が原因であることがわかってきました。内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態がメタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームの診断基準は以下のとおりです。

（１）	ウエストサイズ　男性８５ｃｍ以上・女性９０ｃｍ以上
（２）	�@血糖　空腹時血糖１１０mg/dl以上 �A血圧　最高血圧１３０mmHg以上または最低血圧８５mmHg以上 �B血中脂質　中性脂肪１５０mg/dl以上またはＨＤＬコレステロール４０mg/dl未満

（１）および（２）の２項目以上に該当したら、あなたはメタボリックシンドロームということになります。いかがでしたでしょうか？

メタボリックシンドロームは、生活習慣をちょっと見直すだけで、改善し、防ぐことができます。

くわしくは をご覧ください。

タバコは、からだにとって有害な化学物質のかたまりです。喫煙者の健康をおびやかすだけでなく、周囲の人の健康にも害を及ぼします。喫煙者は常に周囲の健康を気づかうことが社会のマナーです。

今年４月から「ニコチン依存症」が病気と認定され、治療の基準を満たした場合には、健康保険による治療が受けられるようになりました。禁煙治療補助薬の「ニコチンパッチ」も６月から保険が使えるようになり、それまで３〜４万円ほどかかっていた治療費は１万円程度にまで下がりました。

当組合では、タバコをやめたいと思っている方に、“手軽に楽しく”禁煙にチャレンジできる「らくらく禁煙コンテスト」をお薦めします。