●感染性胃腸炎警報発令!ノロウイルスの猛威にご注意を!
ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎(胃腸かぜ)が、過去25年間で最大の流行となっています。
例年、12月末に流行のピークを迎えることから、重症化しやすいお年寄りやお子さんには、より一層の注意が必要です。
毎日の予防対策でしっかり予防しましょう。
●ノロウイルスとは
ノロウイルスによる感染性胃腸炎の主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛や軽度の発熱です。通常は2〜3日ほどで回復しますが、乳幼児や高齢者、体が弱っている人などでは脱水等により重症となることがあります。
ノロウイルスはウイルスが口から入ることにより感染しますが、食物や水に含まれるウイルスだけでなく、患者の便や吐物に含まれるウイルス(空気中に舞い上がったウイルスによる感染もあるとされています)による二次的な感染があります。症状が消えた後も3〜4日、長い場合は1〜2週間程も便にウイルスが排出されるので、感染予防上の注意が必要です。
●なによりも「予防」が大切です!
ウイルス性の胃腸かぜにはワクチンがなく、特別な治療法もありません
ので、特に予防することが大切になります。予防にはうがいや手洗いが効果的です。
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食事前、用便後等にはしっかりと手を洗いましょう。
A
加熱が必要な食品は、十分に加熱しましょう。
B
患者の吐物や糞便を処理する際は手袋やマスクをし、床等が汚れた場合は
雑巾等に塩素系消毒剤を含ませて消毒しましょう。
C
症状が現れたら、速やかに受診しましょう。
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