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  「賞与支払届の届出実務」Q&A

●賞与支払届の届出実務●

 
賞与支払届の賞与額については、どのように記入すればよいのでしょうか?
標準賞与額の累計額が573万円を超えたかどうかに関わらず、実際に支払われた額を記入してください。

 
標準賞与額の累計額が573万円を超えた場合でも、該当する被保険者の賞与額の届出は必要でしょうか?
標準賞与額の累計額が573万円を超えた場合でも届出が必要です。賞与の支払いの都度、該当する被保険者の賞与額について賞与支払届により届出を行ってください。

 
12月1日に賞与が支払われた従業員が、12月11日に資格喪失しました。この場合、賞与支払届の提出は必要でしょうか。
資格喪失月で保険料賦課の対象にならない賞与であっても、被保険者期間中に支払われた場合は、標準賞与額として決定し、年度の累計額に含めることになっています。そのため、被保険者期間中に支払われた場合は、賞与支払届により賞与額を必ず届け出てください。(下記図@)
  ただし、資格喪失後に賞与が支払われた場合は、年度累計額の対象になりませんので標準賞与額を決定する必要はなく、賞与支払届の提出は必要ありません。(下記図A)

※CDでの届出の場合も同様の取扱いになります。
●年度途中に資格喪失(退職)するが、
  資格喪失日の属する月に、資格喪失前に賞与の支給があった場合 (図@)
 
●年度途中に資格喪失(退職)し、その後に賞与の支給があった場合 (図A)

 
育児休業等による保険料免除期間中に支払われた賞与は、年度の累計額に含めるのでしょうか?
保険料免除期間中に支払われた賞与についても標準賞与額として決定し、年度の累計額に含めることとなります。そのため、賞与支払届により賞与額を届け出てください。



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