●元気に夏休みを過ごしましょう!
いよいよ「夏休み」です。
特にお子さんたちには、素敵な思い出いっぱいの、元気いっぱいな夏休みを過ごしてほしいものです。
そこで、注意してあげたいことは、夏特有の数々の病気やケガです。ちょっと辛い思いをするのも確かに貴重な経験ですが、事前にちゃんと注意しておくことが、何よりも大切な経験です。
家族みんなで「元気に夏休みを過ごす方法」を、話し合ってみませんか?もちろん大人も同様です。
●帽子をかぶらないと「日射病」になるよ!
熱中症は、日射病、熱けいれん、熱疲労、熱射病などに分類されます。日射病はその中でも太陽光線の直接照射により、冷や汗をかいたり、頭痛、めまいといった症状を起こすものです。
熱中症の予防には、帽子をかぶり、通気性の良い衣服で、水分塩分を十分に補給することが大切です。一緒に、紫外線対策もしておきましょう。
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虫に刺されたら、「かいちゃダメ」!
夏は冒険の季節です。虫刺され、蛾や毛虫や草木によるかぶれ、草や枝で小さな切り傷、擦り傷をつくるのも増えるでしょう。
そんなときは患部をきれいに洗い、炎症止め等を塗ります。虫刺されやかぶれはかゆくても引っ掻かないようにします。あまり引っ掻いていると、爪で皮膚を傷つけ細菌が入り、ますますひどい状態になります。特に小さなお子さんは知らず知らずのうちに引っ掻いてしまうので、あらかじめ爪を短く切っておきましょう。
●おなかをこわしたら「水分補給」!
夏の病気に「食中毒」、「下痢」があげられます。アイスクリームや氷菓子、そうめんなど冷たい食品がおいしい季節ですし、薄着で冷房のかかった部屋で寝てしまうこともあります。夏は、おなかにはとっても“冷たい”季節なのです。
下痢がひどいときほどたくさんの水分補給をすることが大切です。脱水状態が進んでしまうと、ますます具合が悪くなってしまいます。
さらに、プール熱などの感染症、日本脳炎、日焼けやあせもによる皮膚のトラブル、夏カゼ、夏バテなど、
夏は楽しさもいっぱいですが危険もいっぱい
です。
大切なのは「知識」と「予防」です。あたりまえと思われる予防こそ、しっかりと行ないましょう。
(社)日本小児科学会のホームページです。
愛知県衛生研究所のホームページです。
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