●受けましょう「メタボ健診」・・・そもそもメタボって何ですか?
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■「メタボ健診(特定健診・特定保健指導)」 の目的 厚生労働省は、糖尿病などの生活習慣病を予防し、医療費の削減を目指しています。 特定健診・特定保健指導は、国のメタボ対策の柱として、企業の健康保険組合や国民健康保険を運営する市区町村などに実施が義務づけられました。 |
そもそも、「メタボ」って何ですか? |
日本人の三大死因はがん、心臓病、脳卒中ですが、心臓病と脳卒中を合わせた循環器病を引き起こす原因は「動脈硬化」です。 「動脈硬化」の危険因子といえばコレステロールが有名ですが、最近の研究では、肥満(特に内臓のまわりに付着した脂肪)がさまざまな生活習慣病を引き起こし、それらの重なりが「動脈硬化」を起こすことがわかってきました。そのキーワードとなるのが「メタボリックシンドローム」です。 |
体のどの部分に脂肪がつくかによって、肥満は2つのタイプに分かれます。 下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下に脂肪が蓄積するタイプを「皮下脂肪型肥満」、内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプを「内臓脂肪型肥満」とよびます。 体形からそれぞれ「洋ナシ型肥満」「リンゴ型肥満」ともよばれています。 この2つのタイプのうち、「皮下脂肪型肥満」は外見から明らかにわかりやすいですが、「内臓脂肪型肥満」は外見ではわからないことがあります。 内臓脂肪型肥満を簡単に調べる方法として、ウエスト径(おへそのまわり)が、男性では85cm以上、女性では90cm以上であれば内臓脂肪型肥満が疑われます。 あなたのウエストサイズは大丈夫ですか? |
メタボリックシンドロームでは、10年後の虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の危険度が、正常な人に比べ36倍も高くなります。 メタボ=中年太り、と侮ってはいませんか?見た目が細い(皮下脂肪が少ない)からと安心していませんか?その油断がメタボです。 |
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