お知らせ
●夏の花粉症(イネ科)にも、ご用心を!

花粉症といえば、日本での代表的なアレルゲン(アレルギー反応を起こす原因物質)はスギですが、ヨーロッパではイネ科、アメリカではブタクサ(キク科)が代表的で、最も古い記録はイネ科の花粉症です。
  牧草の刈入れ時に発生する枯草熱または干草熱、夏に発生するので夏風邪とも呼ばれていたものが、19世紀の始め頃に牧草の花粉が原因と認められました。
  その歴史(!?)ある「イネ科の花粉症」の季節到来です。

  イネ科植物の中で花粉症の原因となるものは、繁茂度と花粉飛散量から、カモガヤ(オーチャードグラス)、オオアワガエリ(チモシー)、ハルガヤなどがあげられます。これらは明治時代の初期に牧草として輸入され、道路建設や土地造成後の表面保護や緑化、河川や軌道敷の緑化、果実園などの下草、また公園やゴルフ場などの芝草としても使われます。
  花粉の飛散距離は短いのですが、繁殖力が強いことから帰化植物(雑草)となって、どこにでも生えているのがやっかいです。

愛知県の花粉の飛散状況について、リアルタイムで情報提供されています。
  当組合HPのトップページ からもご覧いただけます。



● 何に対してアレルギーがあるのでしょう? ●
  本当に「夏かぜ」? もしかして「イネ科の花粉症」?
  ダニは?ハウスダストは?などと不安な方は、血液検査で確定診断が可能です。一度近くの耳鼻科、内科などで検査を受けましょう。検査結果は数日後に出ます。
  何に対してアレルギーがあるのかがわかれば、これからの生活の参考になります。
病院での花粉症(アレルギー性鼻炎)治療をお考えの方は、
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