お知らせ
2008年10月14日掲載
●医療費がはね上がる、「はしご受診」は慎みましょう。


良い医療を受けるには、患者としても“良い受診”を心がける必要があります。

次々と転院を繰り返すことを、「はしご受診」といいます。そのほとんどは医師と患者の間に信頼関係ができていないことが原因です。
「はしご受診(重複受診)」をすればするほど時間と費用がかさんでしまうばかりで、結局治療が中途半端になりかねません。それではサイフにもからだにも大いに負担がかかります。
  医師とのコミュニケーションを十分にとって、安易な「はしご受診」は慎みましょう。

■例えば、診療所に月4回通う場合(6歳以上)
同じ病院に通えば「再診料」で済むところが、違う病院に通うとその都度「初診料」がかかります。そのうえ、病院を変えるごとに同じような検査をされたり、薬を出されたりするので、医療費の差が数万円に及ぶことも珍しくありません。


■ほかにもこんなデメリットがあります
 体に負担 病院を変えると検査はやり直しとなります。薬漬けや検査漬けを招くため、体への負担が心配です。
 時間のムダ 同じような問診や検査をそのつど受ければ、貴重な時間がムダになります。
 薬の重複投与の危険 別々に薬を処方されるため、副作用の危険がないか心配です。
 治療が中途半端に 医師は計画のもとに治療を進めています。途中で病院を変えれば治療が中途半端になりかねません。
 医師の信頼が得られない 病院を変えてばかりいると、転医先の医師にも「またすぐに移るかもしれない」と思われかねません。


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