お知らせ
2009年2月1日掲載
●解説します!「内臓脂肪型肥満」

  諸悪の根源は「内臓脂肪」にあります。おなか周りに脂肪がつく「リンゴ型」は要注意です!

  脂肪細胞は、からだの代謝を調節する非常に大切な物質を分泌しています。
  しかし、内臓の周囲に内臓脂肪が増えると、脂肪細胞が分泌する善玉の物質が減少し、悪玉の物質が増えてしまい、全身に悪影響を及ぼします。
  動脈硬化をすすめ、やがては心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気の原因となってしまいます。
 

●マイナス1kg ≒ 腹囲マイナス1cm
  おへその位置でおなか周りを測り、左記の状態でしたら「内臓脂肪型肥満」です。
  たとえ1kg減でも健康状態は改善します。無理のない長期のダイエットと思って、今の生活習慣を改善していきましょう。

●どう違う?「リンゴ型」と「洋ナシ型」肥満
リンゴ型(内臓脂肪)肥満 洋ナシ型(皮下脂肪)肥満
上半身に脂肪がつくリンゴのような体型
太っていてもおなかの皮膚はあまりつかめない
男性に多くみられる
内臓脂肪は病気をおこす種々の物質を分泌する
内臓脂肪は食生活の改善や運動で減らしやすい
おしりに脂肪がつく洋ナシのような体形
おなかの皮膚をつまむとかなり厚みがある
女性に多くみられる
皮下脂肪は内臓脂肪の悪影響を抑える
皮下脂肪は一度ついたらとれにくい

●内臓脂肪を減らすポイント
  内臓脂肪型肥満をまねく生活習慣には、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足、ストレス、夜型の生活が考えられます。それでも10〜20代のうちは消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスがとれているものですが、男性は30代、女性は40代になったら要注意!同じ食習慣では余ったエネルギーが脂肪となって体内にたまってしまいます。生活習慣に変化をもたせるお年頃と心得ましょう。
@早食いをやめる  A揚げ物を半分に減らす  Bからだを動かす習慣を身につける
Cアルコール(缶ビールなら1日2本まで)を減らす
 


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