お知らせ
2009年2月7日掲載
●冬の食中毒、「ノロウイルス」にご注意ください。

  牡蠣などの貝類による食中毒の原因になるほか、感染した人の糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染してしまうのが、冬の食中毒「ノロウイルス」です。
  毎年多くの方の感染被害が報道されています。ノロウイルスに有効な抗ウイルス薬は存在しない現在、予防をしっかりとする必要があります。

■「ノロウイルス」の恐ろしい感染経路
1. 十分な加熱工程のない食品( 野菜サラダ、サンドイッチ、和え物など) は、ノロウイルスによる食中毒の原因食品となる可能性があります。
2. 調理者の手指等を介してノロウイルスに汚染された食品を食べた場合に感染することがあります。
3. ノロウイルスに感染している人が使用したトイレや触れたドアノブ、カーテン、日用品などから感染が広がることがあります。
4. ノロウイルスを含んだふん便や吐ぶつで汚染された床などが乾燥すると、ノロウイルスが空気中に舞い上がり、直接口に入って感染を広げてしまうことがあります。

  上記の感染経路でおわかりのとおり、ノロウイルスの一番大切な予防策は「手洗い」です。同時に風邪やインフルエンザなどの予防にもなりますので、「冬は必ず手洗い」と心得て、家族全員で実行しましょう!
  もちろん、すべすべお肌のためのスキンケアもお忘れなく!

名古屋市「ノロウイルス対策マニュアル」では、
<知識編>ノロウイルスの特徴と症状、感染経路、食中毒の事例、など
<対策編>ノロウイルスの感染力を失わせるには、汚物の処理、など

わかりやすくPDFファイルにまとめてあります。ぜひご参照ください。



★ 冬の食中毒にご用心! ★
なごやシティナウ (メ〜テレ)

  2月1日放送の「冬の食中毒にご用心!」が動画でご覧いただけます。
  中学生が手洗いの実践をしています。びっくりですよ!ぜひご参照ください。


前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.