お知らせ
2009年4月30日掲載
●豚インフルエンザ、フェーズ5の警戒レベルに

「豚インフルエンザ」について世界保健機関
(WHO)は29日、世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げました。「フェーズ5」(5段目)とは、6段階ある警戒レベルの上から2番目で、「人から人への地域レベルの感染が少なくとも2カ国で起き、大流行直前の兆候がある」段階を示しています。

  私たちには、慌てず侮らず、溢れる情報に流されず、正しい知識に基づいた十分な警戒が必要となっています。
 

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豚インフルエンザの症状は?そもそも豚インフルエンザって何?
しっかり火の通った豚肉製品は安全に食べられます。
メキシコ、アメリカ等当該国はどうなっているの?
メキシコ、アメリカ等、海外への行き来は大丈夫?
外務省は「豚インフルエンザ電話相談窓口」を設置しています。
「新型インフルエンザ」について、もっと知りたい!


また、人から人へと効率よく感染できるようになった場合のウイルスによる感染症疾患を「新型インフルエンザ」と指し、感染症の世界規模での大流行を「パンデミック(感染爆発)」と呼びます。
  そんな事態になる前に、@自己防衛、A他人にうつさない(拡げない)方法を確認し、心得ておきましょう。
★ 新型インフルエンザ〜パンデミックに備えて ★

  新型インフルエンザの流行にそなえて、現在、国では「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定するなど、様々な取組みを行っています。新型インフルエンザの被害を最小限にするための取組みを詳しく紹介しています。

● 個人でできる「インフルエンザ・パンデミック」対策 ●
■新型インフルエンザ発生前に準備すべきこと
(1)うがい・手洗い・マスクの励行
   外出後の手洗いを日常的に行い、「咳エチケット」を身につけましょう。
       「咳エチケット」・・・・・・お子さんにも、教えてあげてくださいね。
咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて、1m以上離れましょう。
鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整えましょう。
咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
マスクはより透過性の低いもの、例えば、医療現場にて使用される「サージカルマスク」が望ましいですが、通常の市販マスクでも咳をしている人のウイルスの拡散をある程度は防ぐ効果があると考えられています。
一方、健常人がマスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないことに注意が必要です。
マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。
(2) 食料・水・日用品の確保・備蓄
感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則です。災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食糧・日用品等は準備しておくのがよいでしょう。
<対インフルエンザ対策の物品> マスク、ゴム手袋、水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)、漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)、消毒用アルコール
(3) 発熱時の対応の相談
本人、家族が感染し一定期間の自宅待機になった場合、どのように家庭内で役割を分担し家庭を維持していくか、連絡についても相談しておきましょう。

■新型インフルエンザ発生後に取るべき対応
(1) 情報収集
マスコミ等で出回る情報を過度に信用してパニックが起こらないよう、正確な情報を収集し、冷静に対応することが重要です。
(2) 発症者の家庭における留意事項
発熱・咳・全身痛など通常のインフルエンザと思われる症状がある場合、事前連絡なく近医を受診すると、万が一新型インフルエンザであった場合、待合室等で他の患者さんに感染させてしまう「二次感染」のおそれがあります。
  まず保健所等(発熱相談センター)に連絡し、都道府県等が指定する医療機関など(発熱外来など)を受診してください。
(3) 家庭内でも「咳エチケット」
外出時、家庭内でも、咳をする際には「咳エチケット」に十分注意をして、周囲に感染させないように心がけることが必要です。


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