お知らせ
2009年5月9日掲載
●「五月病」を放っておいては、いけません

  4月は進学、就職、配置転換などで環境が大きく変わる季節です。
  新しい環境にうまく適応できず、あるいは適応しようと頑張りすぎて、5月の連休を過ぎたあたりから、めまい、頭痛、睡眠障害、動悸、イライラ感、抑うつ、不安感、あせり、無気力・・・「元気なし」「やる気なし」などといった状態になることを「五月病」といいます。
  五月病とはそもそも、厳しい受験戦争を勝ち抜いて大学に入学した学生に、まとまった休みをきっかけに急激に気力を失う人が多くみられて名付けられた症状です。

  五月病はまるで「たるんでいる」だけの一過性のようにも見えますが、医学的な診断名としては「適応障害」あるいは「うつ病」と診断されるものです。放っておいては、深刻な心の病になることも少なくありません。

  「元気なし」「やる気なし」の五月病の症状があらわれたら、まずは「食生活の改善」をしてみてはいかがでしょう。

●生活リズムの乱れを整えよう!
・ 3度の食事で自分の生活にリズムをつける
・ 1日30品目を目標にできるだけバランスよく、いろんな食材
  を食べるようにする(特に野菜を食べるよう心がける)
・ 食べ過ぎやアルコールの取りすぎに注意する
・ タバコをやめる

●リラックスを食べよう!
イライラの原因としてカルシウム不足があげられます。カルシウムを多く含んだ食品として、一番手軽なのは牛乳です。温めて「ホットミルク」にすると、さらにリラックス効果もあるようです。  
イライラすると大量に失われてしまう栄養素はビタミンCです。野菜や果物に多く含まれていますので、ストレスを強く感じる時には意識して多く摂ることを心がけましょう。
肉体的疲労回復にかかせないのと同時に、脳の働きにもかかせない栄養素がビタミンB群です。ビタミンB6はウナギ、玄米、バナナ、レバー、豆類、さつまいもなどに含まれています。
過敏になった神経をリラックスさせる食べ物として、タマネギ、ニラ、しそ、レタス、ごま、などがあげられます。お試しください!


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  社員の元気がない、仕事のミスが目立つ、遅刻や早退・欠勤が増えるなどのときは、職場の人間が早期に気づき、対処することも必要です。怠けている、無責任だ、と責めてばかりでは解決にはなりません。
  職場の上司や同僚の声かけは、五月病予防に効果的です。


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