お知らせ
2009年5月14日掲載
●なるほど!「健康診断」・・・B健診結果の見方は?

  私たちのからだは常に変化し、また個人差もあります。

  健診結果表に載っている「基準範囲」は、健康とされる人たちの検査値を統計処理して定めたもので、一般的な参考値です。
  基準範囲を外れたからといって病気とは限りませんし、また、「基準範囲内で異常なし」といっても、来年や10年後が保証されたわけでもありません。

  大切なことは、毎年の健診結果数値の推移を考慮して、生活習慣に反映させていくことなのです。
   

●検査の基準値と異常値
検査には基準値と異常値があります。しかし、この値は「わずかでも基準値をはみ出せば異常である」ということではありません。基準値とは検査の結果得られた数値が、ある範囲内にあれば発病しにくい値であって、これらは長い間、大勢の人のデータから得られた、あくまでも「標準的な値」なのです。
●結果データを蓄積して、見比べましょう
  毎年の数値を比較して、数値の変化に注目してみると、生活習慣を見直すヒントがあるものです。 「健康管理ファイル」に大切に保存して、確認しましょう。
  生活習慣の改善をしてみると、数値がどんどん良くなっていることが嬉しく、大きな励みになります。
●再検査は必ず受けましょう
第一次健診とは、からだ全体を広く浅く調べるものです。異常の疑いがある方とそうでない方をふるいわける検査ですから、異常の疑いのある方は、再度検査を実施してみないと正しい判断ができません。
  自分のからだを詳しく知るよいチャンスです。再検査の対象となったときは積極的に受検しましょう!
●健康診断の価値は、事後措置で決まります。
  第一次健診では発見するのが難しい病気が多々あります。
  健診結果がたとえ「異常なし」であっても、自覚症状がある場合は積極的に受診しましょう。
  また、「たいしたことはない」と自己判断したり、「忙しい」などの理由から、そのまま放置しておくことは最も良くないことで、病状が進んで手遅れにならないとも限りません。
  せっかく時間をさいて受けた「健康診断」を無意味なものにしてしまうのは、事後措置を怠る受検者自身です。積極的に自分のからだと向き合いましょう。



<なるほど!「健康診断」>次回は、C健診結果を活用  です。


関連項目はこちら

前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.