お知らせ
2009年5月20日掲載
●なるほど!「健康診断」・・・C健診結果活用法とは?

  皆さんは何のために健診を受けていますか?

  定期的に健診を受けることで、自分ではまったく気づかない病気の芽を見つけることができます。またそれは同時に、将来生じうる致命的な病気を未然に予防することもできるということです。
  その「致命的な病気」とは脳卒中、心筋梗塞などの重篤な血管病です。これらの病気は起きてしまってからでは命取りです。
  生活習慣病がごくごく軽度でも、たくさん重なると動脈硬化が強く起こってしまうという、「メタボリックシンドローム」という概念もあります。健診結果を十二分に活用して、致命的な病気を予防できるよう生活習慣を見直す=健康管理こそが、健診の目的です。

●「健康診断」の流れ
  @ 健診を受ける。
  A 医師や保健師などから健診結果を聞き、理解する。
  B 精密・再検査が必要な生活習慣病の疑いがあれば、積極的に受検する。
  C 個別指導を受け、生活習慣を見直す。
この4つを実行して、はじめて健診をしたと言えます。
●「健診結果」で、家族の絆を深める
  健診結果をみて病気の予防をするということは、まず第一に食生活の改善が考えられ、食生活を変化させることは家族の協力なしにはできません。
  家族全員の生活習慣をも見直すことになりますので、家族の絆も深まります。また、家族の暖かい励ましがあればがんばれます!
●「健診結果」で、健康管理を継続
  健診結果は「健康管理ファイル」に保管しておき、生活習慣を見直します。
  その結果は、翌年の数値と見比べることでわかります。うまく改善できた点や思うようにいかなかった点、あるいはおろそかになっていた点なども見つかることでしょう。それらをふまえて毎年少しずつの無理のない改善で、健康管理を継続して行くことが大切なのです。


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