お知らせ
2009年5月24日掲載
●「健康日本21」・・・@栄養・食生活

  健康を維持するためには、適正な摂取エネルギー量と栄養バランスのとれた食事が不可欠です。
主食・主菜・副菜を揃えた献立を意識するとバランスがよくなります。
朝食は、1日の大切な活動エネルギー源です。抜いたりしないでしっかりとりましょう。


●1日に必要なエネルギーはどのくらいなのでしょう?

  下表が、あなたの適正な摂取エネルギー量となります。この数値をしっかり記憶して、毎日の食生活の参考にしましょう。

推定エネルギー必要量(kcal/日)
性別 年齢(歳) 身体活動レベル
T U V
男性 18〜29 2,300 2,650 3,050
30〜49 2,250 2,650 3,050
50〜69 2,050 2,400 2,750
70以上 1,600 1,850 2,100
女性 18〜29 1,750 2,050 2,350
30〜49 1,700 2,000 2,300
50〜69 1,650 1,950 2,200
70以上 1,350 1,550 1,750
※身体活動レベル T低い デスクワーク等
Uやや低い 立ち仕事や外回りまたはTの人で1時間程度運動をしている人
V高い 力仕事が多い等


●バランスのとれた食事とはどんなことなのでしょう?

  食事バランスガイドは、食事を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理区分に分け、1日に「何を」「どれくらい」食べたらいいかの目安をコマで表しています。まずは、自分に合った量と内容を把握しましょう。

食事バランスガイドの基本型と考え方
「楽しく味わって食べよう」
  バランスよく組み合わせて食べる力
  「食事バランスガイド」とは

  「食事バランスガイド」が表す意味、使い方など、くわしい説明がご覧いただけます。
自分に合った食事の量
「楽しく味わって食べよう」
  バランスよく組み合わせて食べる力
  あなたの食事バランスをチェック

  性別、年齢、活動量を入力すると、自分の適量をチェックすることができます。

くわしくは当組合の健康管理ファイル(P21〜P23)にも掲載しています。



  「健康日本21」では、2000(平成12)年に9分野79項目において、2010(平成22)年の目標数値等を設定しています。また、2007(平成19)年には中間評価も行っています。
  ご自身の食生活とも照らし合わせて、見直してみませんか?


健康日本21「栄養・食生活の目標」
基準値 中間実績値 目標値
適正体重を維持している人の増加
  (基準値:平成9年国民栄養調査)
児童・生徒の肥満児 10.7% 10.2% 7%以下
20歳代
女性のやせの者
23.3% 21.4% 15%以下
20〜60歳代
男性の肥満者
24.3% 29.0% 15%以下
20〜60歳代
女性の肥満者
25.2% 24.6% 20%以下
自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する人の増加
  (平成10年国民栄養調査)
男性(15歳以上) 62.6% 60.2% 90%以上
女性(15歳以上) 80.1% 70.3% 90%以上
脂肪エネルギー比率の減少
  (平成9年国民栄養調査)(脂肪エネルギー比率とは、総摂取エネルギーに占める脂肪からのエネルギーの割合)
20〜40歳代 27.1% 26.7% 25%以下
食塩摂取量の減少
  (平成9年国民栄養調査)
成人 13.5g 11.2g 10g未満
野菜の摂取量の増加
  (平成9年国民栄養調査)
成人 292g 267g 350g以上
カルシウムに富む食品の摂取量の増加
  (平成9年国民栄養調査)
牛乳・乳製品 107g 101g 130g以上
豆類 76g 65g 100b以上
緑黄色野菜 98g 89g 120g以上
朝食を欠食する人の減少
  (平成9年国民栄養調査)
中学・高校生 6.0% 6.2% 0%
男性(20歳代) 32.9% 34.3% 15%以下
男性(30歳代) 20.5% 25.9% 15%以下
自分の食生活に問題があると思う人のうち、食生活の改善意欲のある人の増加
  (平成8年国民栄養調査)(全対象者のうち食生活に問題があると思う人の割合は、男性31.6%、女性33.0%)
成人男性 55.6% 59.1% 80%以上
成人女性 67.7% 67.3% 80%以上
量、質ともに、きちんとした食事をする人の増加(1日最低1食、きちんとした食事を、家族等2人以上で楽しく、30分以上かけてとる人の割合)
  (平成9年国民栄養調査)(きちんとした食事とは、1日当たりのエネルギー必要量および各種栄養素密度について一定条件を満たす食事)
成人 56.3% 61.0% 70%以上
※「中間実績値」の黒字は目標値に向かって順調に向上している値、青字は低下している値。
※財団法人健康・体力づくり事業財団「健康日本21、2010年での到達の目安」より、一部抜粋。


■ 次回は、A身体活動・運動について、です ■


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「健康日本21」
  財団法人 健康・体力づくり事業財団

  生活習慣等の課題9分野(栄養・食生活、身体活動と運動、休養・こころの健康づくり、たばこ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がん)ごとのパンフレット(PDF)もご覧いただけます。
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  財団法人 健康・体力づくり事業財団

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