お知らせ
2009年5月30日掲載
●「健康日本21」・・・Dアルコール

  「酒は百薬の長」という言葉がありすが、実際、お酒を薬として使っていたこともあります。
  お酒はゆったりとした気分で飲めば、ストレスを解消し、心を安らかにしてくれる「命の水」ともなります。
  適当な飲酒量は日本酒では1日1合から2合、ビールなら大びん1〜2本といわれていますが、個人差がありますので、無理に飲む・飲ませることは大変危険です。
  また、「ビール腹」「焼酎は悪酔いしない」などとも言われていますが、これはウソです。おつまみにも気をつけましょう。 

  お酒には、カロリーはありますが栄養素は無いに等しいので、おつまみも一緒にとるのが健康的な飲み方です。おつまみの基本は「低カロリーで高タンパク」です。さらにビタミンが豊富に含まれているものを選ぶと良いですね。
お酒のカロリー計算式  7kcal/1ml×アルコール濃度(%)×摂取量(ml)
例:アルコール濃度5%のビールを大ビン1本飲んだ場合 7×5/100×633=222kcal
詳しくは「健康管理ファイル」(p23)をご覧ください 

≪ お酒もおつまみも楽しみましょう! ≫
「おつまみ道場」(KIRIN)

  旬の食材を使ったおつまみや、お花見などの行事・パーティーのおつまみ、お店の定番おつまみ、超カンタンな3行ビアつまなど、料理の幅もぐんと広がります。


  「健康日本21」では、2000(平成12)年に9分野79項目において、2010(平成22)年の目標数値等を設定しています。また、2007(平成19)年には中間評価も行っています。
  人生の潤いともなる「お酒」です。上手に楽しくいただきましょう。

健康日本21「アルコール」
基準値 中間実績値 目標値
多量に飲酒する人の減少
  (基準値:平成8年度健康づくりに関する意識調査)
  (目標値:2割以上の減少)
男性 4.1% 5.4% 3.2%
女性 0.3% 0.7% 0.2%
未成年者の飲酒をなくす
  (飲酒している人の割合)
  (基準値:平成8年度健康づくりに関する意識調査)
男性(中学3年) 26.0% 16.7% 0%
男性(高校3年) 53.1% 38.4% 0%
女性(中学3年) 16.9% 14.7% 0%
女性(高校3年) 36.1% 32.0% 0%
「節度ある適度な飲酒」の知識の普及
  (知っている人の割合)
男性 50.3% 48.6% 100%
女性 47.3% 49.7% 100%
節度ある適度な飲酒=1日平均純アルコールで約20g程度の飲酒
(注)主な酒類の換算の目安
ビール
(中ビン1本500ml)
清酒
(1合180ml)
ウイスキー
(ダブル60ml)
焼酎(35度)
(1合180ml)
ワイン
(1杯120ml)
アルコール度数 5% 15% 43% 35% 12%
純アルコール量 20g 22g 20g 50g 12g
※「中間実績値」の黒字は目標値に向かって順調に向上している値、青字は低下している値。
※財団法人健康・体力づくり事業財団「健康日本21、2010年での到達の目安」より、一部抜粋。


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