お知らせ
2009年6月3日掲載
●「健康日本21」・・・E歯の健康  6月4日は「虫歯予防デー」です。

  私たちの生命活動は、言うまでもなく食べることによって支えられています。食べるために無くてはならない重要な器官が「歯」です。
  この大切な歯を失う2大原因が、歯周病と虫歯です。なかでも歯周病は、糖尿病や心臓病と同じ生活習慣病に位置づけられています。
  歯周病というと中高年の病気に思われがちですが、実は15〜24歳の66%の方に歯ぐきの炎症がみられるのです。
  その原因は、歯にこびりつく「歯垢(プラーク)」、まさに細菌のかたまりです。
  6月4日は「虫歯予防デー」です。
  一生自分の歯で楽しい食生活と健康な日常生活を過ごすには、子供のころからの正しいデンタルケアと青年期のセルフケアが重要とされています。
  この日を機会に、歯科健診を年に1度は受けて自分の歯を知り、自分に合ったセルフケアを実行していきましょう。

■当組合では「歯科健診」を、一部負担金500円で実施しています

  今年度より愛知県以外の地域の皆様も受検しやすいように、出張健診専門の「旺志会」及び当組合の指定健診機関と契約し、次のとおり地域を拡大し実施しています。

旺志会の実施地域と条件
実施地域  愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、東京都、大阪府、
 神奈川県、富山県
条件  1日で25名以上(出張費用はかかりません)

●当組合の指定健診機関
実施機関名称 所在地 実施方法 実施地域 条件
静岡
健康管理センター
静岡市
駿河区
施設内 ―― ――
オリエンタル
労働衛生協会
名古屋市
千種区
施設外 愛知県内 半日で40名以上
(出張費用はかかりません)
岡崎市医師会
公衆衛生センター
岡崎市 施設内 ―― 曜日指定(月・木・金)

この機会に、ぜひお申し込みください。 

≪ 家庭でできるセルフケア ≫
家庭でできるセルフケア
  ( 8020推進財団 )

  家庭でできるセルフケアの代表といえば、歯ブラシによるブラッシングでしょう。ほとんどの人が1日2回以上みがいているのですが、みがき残しが多いのが現実です。
  あなたの歯磨きは大丈夫でしょうか?


  「健康日本21」では、2000(平成12)年に9分野79項目において、2010(平成22)年の目標数値等を設定しています。また、2007(平成19)年には中間評価も行っています。
  ご自身の歯が今何本あるかご存知ですか?一生の歯、子どもの頃からのケアが大切です。

健康日本21「歯の健康」
基準値 中間実績値 目標値
う歯のない幼児の増加
  (基準値:平成10年度3歳児歯科健康診査結果)
全国平均
(3歳)
59.5% 68.7% 80%以上
フッ化物歯面塗布を受けたことのある幼児の増加
  (平成5年歯科疾患実態調査)
全国平均 39.6% 37.8% 50%以上
一人平均う歯の減少
  (平成11年学校保健統計調査)
全国平均
(12歳)
2.9歯 1.9歯 1歯以下
個別的な歯口清掃指導を受ける人の増加
  (過去1年間に受けたことのある人の割合)
  (平成5年保健福祉動向調査/12〜24歳)
全国平均 12.8% 16.5% 30%以上
進行した歯周炎の減少
  (基準値:平成9〜10年富士宮市モデル事業報告)※進行した歯周炎とは、CPI検査で4mm以上の深い歯周ポケットのあるもの
40歳 32.0% 26.6% 22%以下
50歳 46.9% 42.2% 33%以下
歯間部清掃用器具の使用の増加
  (基準値:平成5年保健福祉動向診査)
  (デンタルフロス、歯間ブラシ等)
40歳
(35〜44歳)
19.3% 39.0% 50%以上
50歳
(45〜54歳)
17.8% 40.8% 50%以上
80歳で20歯以上、60歳で24歯以上の自分の歯を有する人の増加
  (基準値:平成5年歯科疾患実態調査)
  (80歳とは75〜84歳、60歳とは55〜64歳)
80歳で
20歯以上
11.5% 25.0% 20%以上
60歳で
24歯以上
44.1% 60.2% 50%以上
※「中間実績値」の黒字は目標値に向かって順調に向上している値、青字は低下している値。
※財団法人健康・体力づくり事業財団「健康日本21、2010年での到達の目安」より、一部抜粋。


■ 次回は、F「糖尿病・循環器病・がん」についてです ■


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