お知らせ
2009年6月28日掲載
●職場でも、熱中症予防対策を!

  熱中症は、高温多湿な環境下において、体内の水分及び塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
  めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感、意識障害・痙攣・手足の運動障害、高体温などの症状が現れ、死亡に至る場合もあります。
  職場における熱中症による死亡者数は、平成20年も17人あり、平成11年から毎年20人前後あるのが実状です。

みんなで気をつけよう!職場でも熱中症対策を!

●病気と熱中症
  糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全等は熱中症の発症に影響を与えるおそれがあります。上記疾患治療中等の方は、産業医や主治医等の意見を聞き、必要に応じて就業場所の変更、作業の転換等の適切な措置が必要です。
●生活習慣と熱中症
  睡眠不足、体調不良、前日等の飲酒、朝食の未摂取等が熱中症の発症に影響を与えるおそれがあります。
  暑さへの耐性は体調によっても変わってきます。体調が悪いと体温調節能力が低下します。また、胃腸障害で食欲が低下したり、下痢があると脱水傾向となり、熱中症になりやすいので注意が必要です。

● 環境省 熱中症予防情報 ●
熱中症予防情報サイト (環境省)
  熱中症などに対する注意を促すことを目的に暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)、熱中症患者速報、熱中症への対処方法に関する知見など熱中症関連情報を提供するサイトです。
  携帯でアクセスできる「今日明日の暑さ指数」「暑さ指数速報」も便利です。


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