健康診断は、健康という名が示すように健康の保持増進のために、そのときの健康状態を調べてからだ全体から情報を得ることが主な目的です。
　 病気を予防する健康生活への改善に生かせるよう、毎年定期的に健康診断を受けることが大切です。

人間は２５歳あたりをピークに一日一日老化していきます。老化に伴ってからだの中ではさまざまな変化が起きていますから、この変化を知る意味でも健康診断の必要性が高まってきます。
　 早期に異常が発見できるなら、少しも心配はありません。

第一次健診はからだ全体を広く浅く調べ、異常の疑いがある方とそうでない方をふるいわける検査ですから、異常の疑いのある方は、再度検査を実施してみないと正しい判断ができません。
　 自分のからだを知るよいチャンスです。再検査の対象となったときは必ず受検しましょう。

健診の結果や保健指導で受けたアドバイスをもとに、日常生活を見直すなど、ご自身のために今から健康づくりに努めましょう。
　 ご自身の適正値を知ることも大切なことです。健診結果１回分を見るだけでなく、データを集積することで、からだの異変に気づくこともあります。