お知らせ
2009年7月12日掲載
●梅雨から夏へ・・・ビタミンB、Cとクエン酸

  蒸し暑い、梅雨から夏へのこの時期は、気力も食欲も落ちて、そうめんやざるそばなどの炭水化物に偏りがちです。炭水化物は人間のエネルギー源ですので、体力が落ちている時には有効に思えるのですが、むしろ炭水化物だけではエネルギーには変わらず、疲労物質の元となる乳酸や脂肪に変わってしまいます!
  炭水化物をエネルギーに変えるには、ビタミンB1・B2やクエン酸が必要です。一緒に摂りましょう!
 

<ビタミンB1、B2>
を多く含む食材

豚肉 ・ レバー ・ 枝豆
豆腐 ・ 玄米 ・ うなぎ
いわし ・ ゆず
<クエン酸>
を多く含む食材

酢 ・ ゆず ・ レモン
グレープフルーツ
梅干
<ビタミンC>
を多く含む食材

枝豆 ・ トマト ・ かぼちゃ
モロヘイヤ ・ ゴーヤ
グリ−ンアスパラ

●「炭水化物」だけでは、脂肪と疲れがたまる!
炭水化物とともにビタミンB1、B2とクエン酸もしっかりとって、疲れの元となる乳酸をどんどん消費してエネルギーに代えていきましょう!
ビタミンB1、B2はアリシンと一緒に食べると吸収がよくなります。アリシンがたくさん含まれているのは、ネギ、ニンニク、ニラ、タマネギなどです。
●「クエン酸」で汗のニオイも解消!
夏バテ防止にと、豚肉やネギ、ニンニクを食べると血液中にニオイ成分が多く含まれて、汗も余計にニオイやすくます。
そこで!食後にお酢や梅干を食べておくと、汗のニオイも少なくなります。
クエン酸は、からだの代謝の働きを高めるもので、血液中のニオイ成分も早く分解されます。
●「ビタミンC」でストレス解消!
屋外は雨、または猛暑で、屋内は冷房・・・ストレスもたまります。このストレスが胃腸の働きを弱め、自律神経の不調につながって夏バテとなります。
なんだか元気が出ないこんなときは、ビタミンCです!夏野菜やくだものを食べて、元気にいきましょう!


● 夏バテ解消のために無理な食べ方は逆効果も ●
冷え、夏バテした時にはモモがおすすめ
  (All About)

  あっさりした麺類ばかりでは、炭水化物に栄養が偏り、ビタミンなどが不足します。こんな時には、皮をむくだけで食べられ、しかもビタミンやファイトケミカル、また疲労回復に役立つクエン酸などが豊富に含まれている旬の果物はいかがですか?


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