お知らせ
2009年8月7日掲載
●あらあら、いつの間に?!

  待望の夏休みです!・・・しかし、暑さから食欲不振になったり、休み中は生活習慣が乱れ、栄養バランスが欠けた食事や夜更かしが続いて、なにかと体調を崩しがちです。そんな私たちを狙っているのが「夏の感染症」です。

  食中毒、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、風疹、流行性結膜炎、水いぼ、そして夏かぜなどがあります。
 

  夏のウイルス性感染症の主な症状は、胃腸が不調になることで、体全体の免疫力がダウンするため、長引くことも多いのが特徴です。
  この季節、特に児童が感染しやすい「プール熱」は、便や唾液を通じて感染するとされ、特にプールの水から感染する確率が高いのです。プールの後よく目やからだを洗わないことや、タオルの貸し借りなどの機会を通じて、人から人へと感染者を増やすのが夏場の感染症です。
  プールのあと、トイレのあと、外出から帰ったら、食事の前に、必ず手を洗う!を、お子さんも大人も習慣づけましょう。


● 夏のウイルス感染症 ●
夏のウイルス感染症
  (愛知県衛生研究所)

  夏かぜのウイルスは、主にお腹(腸管)の中で増えますから、糞便に大量に出て手を介して口からうつります。
  治ってからも、1ヶ月近くは糞便中にウイルスが出ていますので、注意してください。
  予防には、手洗いが大切です。

<プールで楽しく過ごすには>
   事故や体調不良にならないよう、今一度安全・衛生確認を徹底しましょう。
体調がよくないとき、飲酒しているときは、プールに入るのをやめましょう。
プール施設に掲示してある「注意事項」をよく読んで従いましょう。
プールに入る前には、トイレを済ませ、体の各部をよく洗い、化粧品等を洗い落としましょう。
プールサイドを走ったり、禁止されている場所で飛び込みをする等、事故につながる危険な行為や人に迷惑をかける行為は慎みましょう。
プール施設を汚したり、壊さないよう注意しましょう。
遊泳中適度に休憩をとりましょう。休憩は、日陰を選び、皮膚をバスタオルなどで覆って休みましょう。
水を飲むときには、必ずうがいをしましょう。
泳ぎ終わった後は、必ず目を洗い、うがいをし、シャワーで体の各部をよく洗いましょう。 

<プールで感染しやすい、こんな病気にご注意!>
■ 咽頭結膜炎(プール熱)
  38〜40度の高熱や喉の痛み、下痢、頭痛、目の痛み、目の充血、目やになどの症状があらわれます。
■ 流行性角結膜炎(はやり目)
  プール熱より症状が重く、目の充血や目の痛み、ごろごろ感に加え目やにや涙が大量に出たり、まぶしさを感じたりします。


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