お知らせ
2009年8月6日掲載
●敵は「湿度」にあり!

  なんといっても夏バテ予防に有効なのは、快適な睡眠です。しかし、連日の熱帯夜では寝苦しい夜が続くこととなり、ついエアコン頼りで室温を下げると、こんどは身体に負担がかかり、ますます夏バテの原因になるという悪循環です。
  実は、日本の夏は寝床の湿度が80%と高く、これがさらに寝苦しさにつながっているのです。
  寝苦しさの敵は「温度」だけではなく、「湿度」にもあったのです。

●湿度を下げれば、不快指数も下がります。
  夏の外気の平均湿度80%で考えてみると、室温28度で湿度80%だと、不快指数は【81】となり「暑くて汗が出る」状態となります。
  しかし、室温が28度のままでも湿度が60%なら不快指数は【77】となり、これは「やや暑さを感じる」状態です。外気との対比もあるので、充分快適と感じるレベルとなります。
  この夏は「除湿」について、あれこれ工夫をしてみましょう。
●室内に「風の道」を作りましょう。
  風が体感温度を下げてくれることは、皆さんもよくご存知のことです。
  例えば、室温30度でも、風速0.5mの風があれば、体感温度は2度も涼しく感じると言われています。
  窓を開ける時は反対側の窓も開けると空気が流れやすくなりますし、吹き抜けや高天井など上部に空気の出口をつくると、上昇する熱を逃しやすくなります。
  室内の空気の流れを利用して、健康的な室内環境を整えましょう。

≪ 最適な温度・湿度で夏バテ予防を! ≫
「最適な温度・湿度で夏バテ予防を!」
  (All About)

  暑い夏場は、体温を一定に保つ為、身体は必要以上の負担を強いられているそうです。そして、その負担が大きくなったり長く続くと、体温・水分の調整がうまくできなくなり、体調が悪くなる、これが「夏バテ」です。


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