お知らせ
2009年9月21日掲載
●長引くせきは赤信号!9月24日〜30日「結核予防週間」

  かつて日本で、長く死因の第一位を占めていた結核。多くの人がその怖さを忘れかけている今、世界では年間300万人もの人々の命が結核によって奪われています。
  日本国内でも年間2万人以上が発病し、2000人以上が命を落としている恐ろしい感染症なのです。

  風邪のようで風邪じゃない病気、自分が結核と気付かずに周りの人々に移してしまう恐ろしい病気、それが結核です。

咳、タン、微熱が長引いたら 「結核」かもしれません!
(結核予防キャラクター「シールぼうや」 財団法人結核予防会より)
長引くせきは赤信号! 9月24日〜30日「結核予防週間」

  かつて日本では、結核予防法により乳幼児・小中学生に対してツベルクリン反応検査を行い、陰性者に対してBCG接種(1960年代は管針法(ハンコ注射)を導入)が行われていました。しかし、その後の法改正により、乳幼児・小中学生に対するツベルクリン反応検査は行われなくなり、子供は新生児のときに受けるBCG接種で予防できますが、その効果は10〜15年で薄れます。
  特に、結核流行を経験し感染している高齢者、反対に未感染の若い世代に発症者が増えています。咳、タン、微熱が長引いたら、結核検査を受けしましょう。
他の人への感染を防ぐため、早期発見、早期治療が重要です。
  結核は、薬(抗結核薬等)をきちんと飲めば治ります。


≪ 結核は、過去の病気ではありません ≫
「結核は、過去の病気ではありません」
  (結核予防会)

 「結核の常識」(パンフレット・バックナンバー)もPDFでご覧いただけます。
  長期間の喫煙習慣によって引き起こされる肺の生活習慣病「COPD」についても、ぜひ!ご覧ください。


★★ 新型インフルエンザにご注意ください ★★

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