お知らせ
2009年10月24日掲載
●新型インフルエンザには、予防も療養も、まず「睡眠」!


  いよいよ新型インフルエンザワクチンの予防接種が始まりました。自分の順番はまだまだ先・・・と異常に心配する必要もありません。
  インフルエンザの予防には、そしてかかってしまった場合の自宅療養にも、なんといっても「十分な栄養と休養」が大切です。
  手洗い、うがい、マスク、そして栄養、睡眠で、ウィルスから自分を守りましょう。
 

  感染した細胞やウィルスを退治しようとする戦う細胞物質サイトカインは、熱に弱いウィルスを退治するために、体温を上げます。 一方で、他の活動を止めてウィルスとの戦いに専念するために、身体を休ませようと眠気を催します。
  熱が出たり眠くなったりするのは、からだが戦っているサインです。十分に栄養をとって眠ることが、何よりも回復への近道です。


寝るが勝ち!新型インフルエンザ対策の極意
睡眠中は免疫が大活躍!(All About)
  「寝る子は育つ」といいますが、大人にも大事な成長ホルモンは、寝ついてから最初に深く眠ったときに大量に分泌されます。成長ホルモンは細胞の修復や疲労回復に大切な役割を果たしています。
  十分な睡眠こそが免疫力、抵抗力を高めます。

★ インフルエンザ予防、まずは拾わない!広げない!ための・・・
  @手洗い、Aうがい、Bマスクと咳エチケット、C日常生活での予防策

@手洗い 石鹸を使って隅々まで洗いましょう。また、流水で「流し落とす」ことが重要です。アメリカ(CDC)ではこの所要時間15〜20秒を「ハッピーバースデー」を2回歌うくらいと表しています。石鹸で洗うのに2回、流すのに3回歌えるくらいがベストです。
 @手全体を流水でぬら して、石鹸等を手に取
 り、手のひらをこすり合 わせて泡立てます。
 A手の甲に、石鹸をの ばすようにしてこすりま す。
B指先や爪の間を念入  りにこすります。
 C指の間もしっかりと洗 います。
 D親指と手のひらをね じり洗いします。
 E手首もくるくると、回 すようにして洗います。
 F石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすす ぎ、ペーパータオルまたは清潔なタオルで水分を ふき取ります。   
 アルコール製剤の場合も@〜Eの順で洗います。
Aうがい 
 @食べかすを洗い流すように、口の中をブクブクとすすぎうが
   いをして、口の中の水を捨てます。
 A上を向いて、喉の奥まで水を入れ、10秒間ガラガラと強くう
   がいをし、口の中の水を捨てます。
   これを2〜3回くりかえします。
Bマスクの着用、咳エチケット 
 @ マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。
はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、マスクの内面にふれないように捨てます。
A インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。
熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在します。
B 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう、注意します。
C 咳やくしゃみのときは、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1〜2m
離れましょう。
ティッシュなどがない場合は、手ではなく、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流します。
D 鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。
C日常生活での予防策 
  睡眠や休養をしっかりとり、バランスのよい食生活をおくって、体力や抵抗力を高めて、感染しにくい身体づくりをしましょう。
  流行地への訪問や、人ごみ等への外出は控えるようにしましょう。


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