お知らせ
2010年2月8日掲載
●子宮頸がんは、唯一予防できるがんです。

  「子宮頸がん」は、20〜30代の若い女性に多く、とくにこの数年は急激に増えています。 女性特有のがんのなかでは乳がんについで多く、年間1万5,000人が発症し、3,500人が亡くなっているのです。
  2009年10月に、子宮頸がんを予防できるワクチンが日本でも認可され、医療機関での接種が開始されました。
  子宮頸がんワクチンは、欧米諸国では積極的に接種されています。子宮頸がんは、ワクチンと健診で回避することができるがんです。
  ぜひ、ご参考にしてください。

● 子宮頸がんとは? 子宮頸がんワクチンとは? ●
子宮頸がんとは、HPV(ヒトパピローマウイルス)のウイルス感染によって子宮入口部分(子宮頸部)にできるがんです。
HPVは、ごく一般的なウイルスで、性的接触によって女性の80%は感染しますが、免疫の働きによって自然消滅してしまうものです。
しかし、ごく一部がそのまま進行し、5〜10年かけてがん化します。
子宮頸がんワクチンは、HPVに感染していない人に有効です。
日本産科婦人科学会では、11〜14歳の女子への接種を推奨していますが、20代で7割程度、30代でも5割以上の人が、子宮頸がんを予防できるとされています。
子宮頸がんワクチンは、半年に3回の筋肉注射で行います。
費用は自己負担となりますが、3回接種で4万〜6万円程度で受けられます。

くわしくは、かかりつけの小児科・産婦人科にご相談ください

子宮頸がん予防のために、検診の大切さをはじめくわしい情報が掲載されています
子宮頸がんの原因をはじめ、検診と予防ワクチンなどの情報が掲載されています
ワクチン接種の普及に関するステートメントが掲載されています


★★ 新型インフルエンザにご注意ください ★★

関連項目はこちら

前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.