お知らせ
2010年2月17日掲載
●くだもののチカラ!

  冬の代表的なくだものといえば「みかん」です。
  みかんには、食べておいしいだけでなく、冬ならではのうれしいチカラだってあるのです。
  また、これからの季節には「いちご」、そして年中おいしい「バナナ」の、こんなチカラも活用してみてはいかがですか。

  みかんのチカラ
●風邪のひき始めに「焼きみかん」
  みかんはよく洗って水気をふき、丸ごと焼き網にのせて弱火で焼きます。時々転がしながら、皮がほぼ黒くなるまでじっくり焼きます。
  そのまま食べてもいいのですが、熱い果汁をしぼって、しょうが汁を少量加えて飲むとさらに効果的に身体が温まって発汗してきます。風邪にかかったかなと思ったらお試しを。
●冷え性には「みかん風呂」
  食べ終わったみかんの皮をよく洗い、5〜6個まとめて布袋に入れ、沸かしたお風呂に浸します。みかんの皮の精油成分がお風呂に溶け出し、毛細血管を広げてくれます。
  血液の循環がよくなって身体が温まります。みかんの袋で手足を心臓のほうに向かってマッサージするとより効果がアップします。
●魚の臭みをとる
  魚の臭みが鍋についてしまったら、みかんの皮と水を入れ、そのまま煮立たせましょう。
  皮の精油成分がいやなにおいをとってくれます。オレンジ、はっさく、伊予柑でもOKです。
●食器洗いにも
  食器の汚れを皮の白い部分でふきとったあと、表の皮のほうでもう一度こすります。あとはお湯で洗い流せば、油料理のお皿もきれいになります。

  いちごのチカラ
●主な成分はビタミンC
  100gに50〜100mgのビタミンCですから宝庫ともいえます。
  ビタミンCには疲労回復、風邪の予防、女性にはうれしい肌を整える作用もあります。
  さらに、虫歯を予防する成分キシリトール、高血圧の予防にもなるカリウム、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制する食物繊維・ペクチン、血を形成する主要な栄養素・葉酸も豊富に含まれています。
●風邪予防・疲労回復に、いちご酒
  @いちご200gを洗い、へたをとります。
  A@にグラニュー糖100g、ホワイトリカー450cc、レモンの輪切り2〜3枚を加えます。
  BAを電子レンジ用の容器に入れて、電子レンジに4〜5分かけます。
  Cそのまま冷まして3〜4日おくと、きれいなピンク色の「いちご酒」の完成です。
風邪かな?っと思ったり、疲れたときに、お湯や水で割って飲んでください。

  バナナのチカラ
●便秘にバナナ
  1回に1本くらい食べると、腸の活動がよくなり、便通も整ってきます。
  食べるのは食前のほうがいいでしょう。ただ、下痢をしやすい人、冷え性の人は、逆効果になることもありますので、食べすぎは避けたいものです。
●風邪で熱とせきがあるときは、煮バナナ
  バナナはからだを冷やす性質を持っています。ただそのままではせきが止まらないこともありますので、煮込んで食べるのがおすすめです。
  バナナ1〜2本に氷砂糖をほんの少量加え、弱火にして煮込み、これを食べます。からだの熱が冷めると同時に、せきが和らぎ、胸も楽になってきます。
  バナナには栄養もありますので、元気もぐんぐん戻ってきます。



★★ 新型インフルエンザにご注意ください ★★

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