2010年2月13日掲載
●新型インフルエンザ対策・・・M希望者は全員受けられます
患者数は減少傾向にあるものの、いつ再流行するかもしれない“新型インフルエンザ”。
もしかかってしまっても、重症化を防ぐのに効果があるワクチン接種は、輸入ワクチンの特例承認などにより、十分な量のワクチンが確保されたことから、希望者全員が接種可能となりました。
ただし、ワクチン接種にはメリットがある一方、副反応を引き起こす可能性もあり、また輸入ワクチンには国内産とは異なる製造方法による特徴があります。
厚生労働省では、これらの情報を整理し、わかりやすく解説しておりますので、ぜひご参考にしてください。
インフルエンザ予防接種の注意点
●「事前予約」が必要です
ワクチン接種は、いきなり医療機関を訪れても受けられるわけではありません。事前に電話などで予約をとる必要があります。
接種可能医療機関は各都道府県にてご確認ください。
●インフルエンザワクチン接種が、不適当な方
以下の方は、インフルエンザワクチン接種は適当でないと考えられます。
・
明らかに発熱している方
・
重い急性疾患にかかっている方
・
接種を行う新型インフルエンザワクチンの成分によってアナフィラキシー(急性の過敏反応)を起こしたことがある方
・
上記に掲げる方のほか、予防注射を行うことが不適当な状態にある方
●インフルエンザワクチン接種に、注意が必要な方
以下の方は、インフルエンザワクチン接種について注意が必要です。医療機関にご相談ください。
・
心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する方
・
以前の予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方および、全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を起こしたことがある方
・
過去にけいれんの既往のある方
・
過去に免疫不全の診断がなされている方および、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・
気管支喘息のある方
・
接種を行う新型インフルエンザワクチンの成分、または鶏卵・鶏肉・その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれのある方
●インフルエンザワクチン接種の副作用(副反応)
季節性インフルエンザワクチン接種について、比較的頻度が高い副反応に、以下のことがあげられています。新型インフルエンザワクチン接種についても同様に考えられています。
・
接種した部分(局所)の赤み、腫れ、痛み
・
全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒、だるさ
またまれに、ワクチンに対するアレルギー反応(発疹、じんましん、赤み、かゆみ)が見られることもあります。
大事をとって、接種後30分は接種した医療機関の近くで安静に待機し、また接種後の激しい運動は避けることをおすすめします。
★ インフルエンザ予防・・・拾わない!広げない!ために ★
@手洗い、Aうがい、Bマスクと咳エチケット、C日常生活での予防策
トップページの
から最新情報がご覧いただけます
新型インフルエンザ予防接種
Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.