お知らせ
2010年5月9日掲載
●「五月病」とは?

  「五月病」とはその名の通り、新生活の慌しさがひと段落する5月の連休明け頃に生じやすい症状を総称しています。
  五月病と同様の心身スランプ状態は、受験勉強や就職活動を乗り越えた新入生やフレッシュマンに限らず、子供が巣立った直後の親や転勤、転居など、新しい環境に直面している人に生じやすいものです。
  別の言葉に置き換えると「燃え尽き」「成し遂げ」、あるいは今まで見えていなかったものが見えてきた
「白け」「目覚め」の状態が大きく「五月病」です。
  これは、けっして悪いことばかりではなく、ひとつの壁を乗り越えた「ステップアップ」の証です。
  問題は、この五月病の状態をどう乗り越えるかです。それこそが新生活の第2歩目です。

  五月病はまるで「たるんでいる」だけの一過性のようにも見えますが、医学的な診断名としては「適応障害」あるいは「うつ病」と診断されるものです。放っておいては、深刻な心の病になることも少なくありません。
  「元気なし」「やる気なし」の五月病の症状があらわれたら、まずは「食生活の改善」をしてみてはいかがでしょう。

■生活リズムの乱れを整えましょう!
3度の食事で自分の生活にリズムをつけましょう。
1日30品目を目標にできるだけバランスよく、いろんな食材を
  食べるようにしましょう。(特に野菜を食べましょう)
食べすぎやお酒の飲みすぎに注意しましょう。
タバコはやめましょう。
■リラックスを食べましょう!
イライラの原因としてカルシウム不足があげられます。
カルシウムを多く含んだ食品として、一番手軽なのは牛乳です。温めて「ホットミルク」にすると、さらにリラックス効果もあるようです。
 
イライラすると大量に失われてしまう栄養素はビタミンCです。
野菜や果物に多く含まれていますので、ストレスを強く感じる時には意識して多く摂ることを心がけましょう。
肉体的疲労回復に欠かせないのと同時に、脳の働きにも欠かせない栄養素がビタミンB群です。
ビタミンB6はウナギ、玄米、バナナ、レバー、豆類、さつまいもなどに含まれています。
過敏になった神経をリラックスさせる食べ物として、タマネギ、ニラ、しそ、レタス、ごま、などがあげられます。ぜひお試しください!

≪ 五月病対策・解消法の5つのポイント ≫
「五月病の対策・解消法」
  「話す」ことは心の病気の重要な治療法である、というのが心理療法の基本です。
  話すこと自体に、気持ちを軽くする働きがあり、他人の意見を知ることで自分の問題を新しい角度から見ることができるのは大切です。


それでも不安なときは・・・
気軽に「メンタルヘルスサポート事業」をご活用ください!
 
「メンタルヘルス相談」は電話で相談もできます!
電話相談受付 :(月〜土曜日 午前10時〜午後10時)

  ストレス等をはじめとするさまざまな「心の悩み」を、
専門のカウンセラーに電話や面接にて相談できます。
  新入社員、異動、引越し等による五月病、
  介護や育児に対する疲れやイライラ、
  誰かに話を聞いてもらいたい・・・と思ったら、
  深刻になる前に、
心の病気の早期発見にお役立てください。
専用ダイヤル0120-933364(無料)
プライバシーは厳守されます。安心してご活用ください。

メンタルヘルスサポート事業の利用方法など


関連項目はこちら

前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.