お知らせ
2010年8月6日掲載
●「立秋」は、インフルエンザの備え初めです!

  8月7日は「立秋(りっしゅう)」です。
  夏至と秋分の中間に当たり、「秋の気配の立ち初め」で、立秋から立冬の前日までが「秋」となります。

  さて、夏の暑さも暦の上ではこの日がピーク!頂点です。翌日からは暑さも下り坂となりますから、「残暑」と表現されます。
  ですから、手紙や文書等の時候の挨拶などでも、立秋の翌日からは暑中見舞いではなく、「残暑見舞い」となるのです。

「立秋」ともなれば・・・そろそろインフルエンザの備え初め、と覚えましょう。

  昨年5〜6月にかけて世界中に広まった新型インフルエンザは、高温多湿な夏場の日本においても広まりをみせました。
  今年も、秋以降に流行期をむかえるインフルエンザに油断はできません。
  パニックになる前に大切なことは、予防の習慣・手段を身につけているかということです。咳エチケット、手洗い、うがい、を再確認しておきましょう。

● 確認しよう!「咳エチケット」 ●
 @ マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。
はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、マスクの内面にふれないように捨てます。
A インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。
熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在します。
B 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう注意します。  
C 咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。
ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1〜2m離れましょう。ティッシュなどがない場合は手は使わないで、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流します。
D 鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。

● 「手洗い」「うがい」も確認しておこう! ●
●手洗い 石鹸を使って隅々まで洗いましょう。また、流水で「流し落とす」ことが重要です。アメリカ(CDC)ではこの所要時間15〜20秒を「ハッピーバースデー」を2回歌うくらいと表しています。石鹸で洗うのに2回、流すのに3回歌えるくらいがベストです。
 @手全体を流水でぬら して、石鹸等を手に取
 り、手のひらをこすり合 わせて泡立てます。
 A手の甲に、石鹸をの ばすようにしてこすりま す。
B指先や爪の間を念入  りにこすります。
 C指の間もしっかりと洗 います。
 D親指と手のひらをね じり洗いします。
 E手首もくるくると、回 すようにして洗います。
 F石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすす ぎ、ペーパータオルまたは清潔なタオルで水分をふき取ります。   
 アルコール製剤の場合も@〜Eの順で洗います。
●うがい 
@食べかすを洗い流すように、口の中をブクブクとすすぎうが
  いをして、口の中の水を捨てます。
A上を向いて、喉の奥まで水を入れ、10秒間ガラガラと強くう
  がいをし、口の中の水を捨てます。
  これを2〜3回くりかえします。


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