2010年8月1日掲載 |
●肩こり・頭痛・腰痛の原因、「冷えすぎ」にご注意を!
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夏に増える肩こりの原因といえば、「クーラー病」が挙げられます。クーラーによる冷えから肩こり、頭痛になったということもあります。 クーラーで冷やされたオフィスや乗り物の中と外の温度差が大きくなり、その差を頻繁に体感しているうちに、体の調整機能が乱れやすくなります。 体の深部体温も低下し、内臓機能低下や肩こり、頭痛、腰痛につながる抹消の血流減少も起こります。すると、筋肉が過剰に緊張して硬くなって、酸素不足や栄養不足に陥り、これが、肩こりや頭痛のモトとなります。 |
<冷えによるクーラー病の症状>
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■肩こり、頭痛 以前からの肩こりが悪化したり、肩こりを感じることが増えるな ど。さらにひどくなると、こりが痛みに変わることもあります。 ■腰痛、下肢症状 腰の張りや違和感が目立つようになり、腰痛を伴うことが 多くなる。お尻や太ももの筋肉が冷たくなり、足の付け根より下に、冷たい感 覚、痛み、むくみ、しびれ等を生じるようになります。 ■胃腸の機能低下 食欲減退、便秘、下痢をしやすくなるなど、胃腸の調子が 悪くなりがちになります。 ■だるさ、疲労感 睡眠時間の長短は関係なく、だるさや疲労感が解消されな い。のぼせるような感覚や体がゾクゾクすることもあります。 |
そんな、つらい冷えには・・・ |
●オフィスや外出先での、冷房直撃を防ぐ 運悪く自分の席は冷風が直撃、ということはよくあることです。 特に首筋、肩、背中に冷風が当たって筋肉が硬くなる感覚があり、肩こりが悪化したりと、まさに肩こりの大敵です。冷風が当たった部分の筋肉では、血管が収縮して血行不良になります。首にスカーフを巻いたり、服を着る前に肩にタオルを乗せておいたりと、可能な限り衣服などで調節しましょう。 |
●お湯にゆっくり浸かって、体の芯から温まる 暑い日は、お風呂でお湯に浸かることさえつらく感じてしまいがちです。ついついお手軽にシャワーで汗を流すだけに…。しかし、大切なのは冷えによって乱れた自律神経の改善や肩こりの筋肉への血行回復です。シャワーだけでは足りません。38度くらいのお湯にゆっくり浸かり、体の芯から温まるようにしましょう。 |
● 肩こり・頭痛・腰痛の原因!クーラー病予防・対策 ● | ||
夏に増えるクーラー病 (All About) 冷えによるクーラー病が原因と考えられる症状には、肩こり、頭痛だけではなく、その他の症状も一緒に起こることがあり、体のあらゆるところに不調を感じることがあります。 |
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