お知らせ
2010年8月11日掲載
●インフルエンザ対策・その1・・・「免疫力」を高める!

<特集> 暑いうちからはじめよう!インフルエンザ対策

  免疫とは、免疫細胞が体内に侵入してきたウイルスを攻撃する皮膚や粘膜のバリア機能など、外敵から自分のからだを守る仕組みのことです。
  通常、免疫力は20〜30代がピークで、その後は年をとるとともに低下していきます。
  しかし病気ひとつせずに元気なお年寄りもいれば、逆に若くてもすぐに風邪を引く、疲れやすいなど、からだの弱い人もいて、単純に年齢だけで判断できるものではありません。

●免疫力は不規則な生活、ストレス、偏食、加齢などの影響を受けます
  むしろ免疫力は、食事や睡眠などふだんの生活習慣や心理状態に大きく影響されるものです。そのためいくら若くても寝不足や暴飲暴食を続けたり、仕事などで過度のストレスがかかれば免疫力は低下し、からだに異常が生じやすくなります。
  たとえば「疲れているときほど風邪を引きやすい」と言う経験をされたことがあるのではないでしょうか。
  では、どうしたら、免疫力をアップできるのでしょう?
  それには、からだに優しい生活習慣を心がけて、免疫力が低下するような原因を取り除くことが一番大切なのです。

●運動
  ウォーキングなど、日頃からできることでウイルスに負けない基礎体力づくりを心がけましょう。
●睡眠
  からだや脳の疲れを取るのに一番重要なのは休養で、代表的なものが睡眠です。毎日、1日働いたからだを修復し、体力を回復させる睡眠は、インフルエンザなどの感染症に抵抗するためにも大切です。
  できるだけ12時前に就寝して、十分に睡眠をとる習慣を身につけましょう。
●栄養
  体力保持に栄養が大切であることは言うまでもありません。
  例えばタンパク質は、からだの修復に必要であり、からだの抵抗力を高める免疫抗体の主成分でもあり、不足すれば抵抗力も弱くなります。
  また、タンパク質の生成や働きを高めるために欠かせないのが各種ビタミンで、ビタミンは免疫機構にも関わっています。
  つまり、バランスのよい食事を日頃から摂取することが大切なのです。
●ストレス
  ストレスにさらされ続けると免疫力が弱くなります。自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスに負けない心身をつくることも大切です。


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