お知らせ
2010年8月12日掲載
●夏は、涼しさと元気を食べよう!

  夏は、体内にこもった熱を発散させるために、大量の汗をかきます。
  汗をかけばノドが乾いたり、熱がからだの上部に行くことによってイライラしたり、不眠になったり、胸苦しさや息苦しさを覚えたりもします。
  薬膳では、夏の性質は「炎熱」、夏の五臓は「心(しん)」です。心の機能が活発になる季節ですので、めまいや動悸、熱射病などにも注意が必要です。
  夏には夏の食材で、涼しく、元気にすごしたいものです!
 

●ほてったからだをクールダウンさせる
  ほてったからだをクールダウンさせるには、からだの熱を冷ます寒涼性の食べものがオススメです。夏野菜を有効的に利用したり、解毒作用のあるものを摂取しましょう。
  緑豆、小豆、緑茶、にがうり、きゅうり、とうがん、トマト、スイカ など。
●水分を補う
  汗をたくさんかいて失ったミネラルは、食材で補給しましょう。また、収れん作用がありますので、食材に酸味を加えると「涼感」が増します。
  きゅうり、トマト、くわい、長いも、梅、レモン、スイカ、梨 など。
●暑さによるイライラを鎮める
  夏の暑さはイライラしたり、精神活動にも影響が出ます。心を落ち着かせる作用のあるものを食べて涼まりましょう。
  小麦、なつめ、ハスの実、ゆり根、鶏卵、牛乳、内臓のハツ など。
●気を補う
  汗をかくと、一緒に「気」も出てしまいます。気はからだを動かす原動力です。夏バテしないように、元気パワーをチャージする食材を食べましょう。
  また、旬の食材には「気」がたくさん入っています。
  枝豆など旬の豆類、かぼちゃ、鶏肉、お米、あじ、いわし、かつお など。

● 夏バテせずに、パワフルに過ごす!〜夏の薬膳〜 ●
夏の薬膳 (All About)

  夏にオススメの食材や夏バテ対策で、元気に夏を乗り切りましょう!


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