2010年9月30日掲載
●インフルエンザ対策は、手洗い、うがい、咳エチケット
何事も、基本が大切です。
インフルエンザの予防対策の基本は、なんといっても、手洗い、うがい、咳エチケットです。
まずは(ウイルスを)拾わないことです。食事の前や外出から帰ったら、まず手を洗い、うがいをするクセをつけましょう。
そして(ウイルスを)拡げないことです。拡げなければ拾いません。咳エチケットは予防以前のマナーとして、しっかりと身につけましょう。
● 確認しておこう!「手洗い」「うがい」「咳エチケット」 ●
●手洗い
石鹸を使って隅々まで洗いましょう。 また、
流水で「流し落とす」ことが重要
です。 アメリカ(CDC)ではこの所要時間15〜20秒を「ハッピーバースデー」を2回歌うくらいと表しています。 石鹸で洗うのに2回、流すのに3回歌えるくらいがベストです。
@手全体を流水でぬら して、石鹸等を手に取
り、手のひらをこすり合 わせて泡立てます。
A手の甲に、石鹸をの ばすようにしてこすりま す。
B指先や爪の間を念入 りにこすります。
C指の間もしっかりと洗 います。
D親指と手のひらをね じり洗いします。
E手首もくるくると、回 すようにして洗います。
F石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすす ぎ、ペーパータオルまたは清潔なタオルで水分をふき取ります。
アルコール製剤の場合も@〜Eの順で洗います。
●うがい
@食べかすを洗い流すように、口の中をブクブクとすすぎうが
いをして、口の中の水を捨てます。
A上を向いて、喉の奥まで水を入れ、10秒間ガラガラと強くう
がいをし、口の中の水を捨てます。
これを2〜3回くりかえします。
●咳エチケット
@
マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、
マスクの内面にふれない
ように捨てます。
A
インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。
熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在
します。
B
咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう注意します。
C
咳やくしゃみは2m飛ぶ
といわれています。ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて2mは離れましょう。
ティッシュなどがない場合は
手は使わない
で、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、
その手でドアノブなど共有物に触らない
ようにし、すぐに洗い流します。
D
鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。
インフルエンザ予防接種
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