2010年9月9日掲載 |
●9月9日は、「救急の日」です
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家族の急病、戸外活動やスポーツ時のケガ、災害・交通事故現場での傷病者との遭遇など緊急時は、119番への通報と同時に、その場に居合わせる人による応急手当が重要になります。 とくに呼吸や心臓の停止、大出血などの重篤な容態では、救急隊や医師が到着するまでの間にいかに早く適切な処置をするかが、その後の状態を左右します。 9月9日は「救急の日」です。この機会に、一人ひとりが正しい応急手当法を学び、冷静沈着かつ自信をもって対処できるよう、講習会などへの積極的な参加や体験学習をおすすめします。 |
● よくある家庭内での事故 ● | |
●「誤飲」 毒性のあるもの(石油、ベンジン、漂白剤、洗剤、殺虫剤、タバコ、化粧品、医薬品など)を飲んだとき、慌てて水を飲んだり吐くのは危険です。 初期手当は誤飲した物質によって異なりますので、まず最初に119番通報して、飲み込んだ時刻、毒物の種類、量などを知らせて指示を仰ぎましょう。 ●「やけど」 どんなやけども真っ先に、患部を優しく流水で冷やしましょう。 冷やす時間は、ずきずきする痛み(疼痛)がやわらぐのを目安に20〜30分ですが、広範囲のやけどの場合は体温をひどく下げる可能性がありますので、10分以上の冷却は避けましょう。水ぶくれは破らないようにしましょう。 ●「ぎっくり腰」 腰に負担がかからない姿勢で安静にしていれば、普通1週間以内で痛みが引きますが、その後も疼痛(ずきずきする痛み)や足のしびれ感が残る場合は、腰椎椎間板ヘルニアが疑われます。 激痛が治まってから、整形外科に診てもらうのがよいでしょう。 |
● 応急手当の方法 ● | ||
応急手当Web (北海道医師会) いざという時にあわてないために、一般によくみられる25の傷病の応急手当法を解説しています。 また、救急蘇生法や救急車の呼び方も、目を通しておきましょう。 |
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