2010年10月4日掲載 |
●10月は健康強調月間・・・@食事編【よく噛む】
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食事を噛む回数を調べた報告によると、戦前の食事時間の平均は22分で、食べ終わるまでに1420回噛んでいたそうです。
ところが現代では食事時間の平均は11分、噛む回数は620回!およそ半分も噛んでないことになります。 日本人の食事には、麦などの雑穀やいも類、根菜類、高野豆腐などの乾物がよく食べられていました。これらの食事はよく噛まないと消化できないので、昔の人はあごをよく動かしていたのです。 よく噛んで歯、歯ぐき、あごを鍛えることは、からだ全体の健康につながっています! しっかり噛んでバランスのよい食事をしましょう! |
10月は、健康強調月間です! 今年のスローガンは「 日々の健康 幸せの実感 」です |
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【よく噛む】ことからはじまる【幸せ】づくりとは・・・ |
●よく噛むと、虫歯が予防できる! 食べ物を細かく噛み砕いて、だ液と混ぜ合わさることによって「消化を助ける」のはもちろんですが、だ液がたくさん出ることによって「虫歯を予防」する効果もえられます。 ●よく噛むと、永久歯の歯並びがきれいになる! 噛むことによって十分に「あごが発達」し、永久歯がきれいにおさまるスペースが確保できるようになるのです。 ●よく噛むと、情緒が安定する! スポーツ選手などが、試合の緊張をやわらげるためにガムを噛んでいる姿をテレビで見かけたことはありませんか?物を「噛む」とからだの緊張がやわらいで、ストレス解消に役立つのです。また、あごの運動が筋肉の刺激となって、脳の働きの活性化にもなります。 ●よく噛むと、食べ過ぎが予防できる! 早食い、大食いは肥満のもとです。ゆっくりよく噛んで食事をとれば、噛むことで満足感がわき、からだにとって必要な量だけで満腹感がえられます。 |
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