お知らせ
2010年11月1日掲載
●読書の秋、疲れから目を守りましょう

  秋は夜が長くなって、「読書の秋」と言われるように活字に親しむのにピッタリの季節です。

  それに伴って目を使う時間も増え、目をいたわる事が必要になってきます。
  暗いところで長時間本を読んだり、姿勢の悪い状態で読書を続けたりすると、目が疲れてしまうだけでなく、視力の低下に結びつくこともあります。
  目を十分にいたわりながら、秋の夜長の読書をお楽しみください。
 

■ 目をいたわるためのポイント ■
暗いところで本を読むと、読みにくいために本に近づいて読んでしまい、目を必要以上に疲れさせることになります。目を酷使しないためにも出来るだけ明るい場所で読みましょう。
かといって、明るすぎても逆に目に負担をかけてしまうので注意が必要です。
姿勢にも気をつけましょう。
本を読む際は肘を立てたり寝転んだりせず、正しい姿勢で椅子に深く座り、背筋を伸ばし、リラックスした姿勢で読みましょう。
本は目から30〜40cm離しましょう。
この時に、前に頭をうつむけすぎると血液が頭へスムーズに循環しなくなってしまいますので気をつけましょう。
机や椅子の高さも、からだに無理のないように調節しましょう。
部屋の乾燥にも要注意です。
肌が乾燥してカサカサになるように、目も乾いてしまいます。冷暖房のかけすぎには注意しましょう。 
疲れたときは目を休ませましょう。 
目が疲れたな・・・と感じたら、目を閉じて休ませることが必要です。眼球の筋肉を動かさないことが、目の疲労回復に効果があります。
読書の間は定期的に目を閉じる(ゆっくりまばたきをする)ようにしましょう。
定期的に遠くを見ることも効果的です。
遠くの景色、できれば樹々の緑をぼんやりと眺めましょう。目の筋肉を弛緩させ、リラックス状態にして、目の疲労回復につとめましょう。
読書の後は、市販のアイパックを電子レンジなどで温めたり、冷蔵庫で冷やしたりして目にあて、目を労わってあげましょう。アイパックがない場合は小さめのタオルを水に浸し、それを温めたり冷やしたものを使うのもよいでしょう。
水蒸気で、疲れて乾燥した目も潤います。

■ 目によい食材 ■
ブルーベリーの一種「ビルベリー」には、目に良いとされる「アントシアニン」が豊富に含まれています。この「アントシアニン」は疲れ目を予防し、改善させる作用があります。
「アントシアニン」を多く含む食物として、紫のさつまいも(紫いも)の皮があり、皮ごと食べると目に良いでしょう。
マグロや青魚に多く含まれる「DHA」は、人間の目の網膜に多く含まれる成分で、摂取する事によって網膜を守り、視力を高める働きをしてくれます。加えて脳細胞を活発化させ、頭の回転をよくする効果もあると言われていますから、青魚は読書前にピッタリの食品といえそうですね。


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