お知らせ
2010年11月30日掲載
●「感染性胃腸炎(胃腸かぜ)」に、ご用心!

  3年前(2007年)に大流行したノロウィルスなどによる「感染性胃腸炎(胃腸かぜ)」が、今期も各地で多発し、全国的な流行のおそれがあると心配されています。
  「感染性胃腸炎」の症状は、発熱、下痢、嘔吐などです。特に幼児や高齢者には重症となる場合もありますので注意が必要です。
  食事前や帰宅時の手洗い、また食品に対する十分な加熱などを実行しましょう。
 

「胃腸かぜ」の症状と、予防対策
   <症状>
  秋〜冬には、ノロウイルスをはじめとするウイルスによる感染性胃腸炎(胃腸かぜ)が多く発生しています。症状は病原体により異なりますが、発熱、下痢(水様便、血便など)、悪心、嘔吐、腹痛などが単独または組み合わさって現れます。
<注意>
  ノロウイルスは特に感染力が強く、食品や水に含まれるウイルスだけでなく、患者の便や吐物に含まれるウイルスによる二次的な感染、また、それらが乾燥して宙に舞う飛沫感染もあるとされています。
<何よりも、予防「手洗い」が大切です!> 
  感染性胃腸炎のウイルスは、口から体内に入ります。
  ウイルス性の感染性胃腸炎にはワクチンがなく、特異な治療法もないため、何よりも予防が大切となってきます。
(1) 食事前、用便後、帰宅後の手洗いを徹底する。
(2) 加熱が必要な食品は、十分に加熱する。
(3) 患者の嘔吐物や糞便は、手袋・マスク・塩素系消毒剤などを使って広めに処理し、使った雑巾等はビニール袋に密封して捨てる。
処理後は十分に手洗いをする。
◆ 症状が現れたら、すみやかに受診し、安静にしましょう ◆


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