お知らせ
2010年12月21日掲載
●冬至には、柚子(ゆず)湯で風邪防止!

  日照時間が最も短い日が「冬至(とうじ)」です。今年の冬至は12月22日です。
  冬至といえば、かぼちゃと柚子(ゆず)湯を連想できましたか?一般的には、風邪をひかないためや語呂合せと言われていますが・・・ちゃんと理由があるのです。
  冬至はとてもハッピーなイベントです。
  ぜひご家庭の年中行事に、取り入れてみませんか!

● 冬至は「一陽来復」。クリスマスのルーツともいわれています ●
  冬至(12月22日ごろ)とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなります。そこで、冬至は太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。
  中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、「一陽来復(いちようらいふく)」といって冬至を境に運が向いてくる・・・「冬至」は、上昇運に転じる日なのです!
  さて、クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったために、キリストの降臨日が12月25日になったといわれています。

  昔は毎日入浴しませんから、おめでたい一陽来復のために身を清める「禊(みそぎ)」として柚子湯に入ったようです。柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」との語呂合せから柚子湯に入るとも言われていますが、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもあったのです。
  柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、からだを温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
  柚子湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるそうです。

★ 冬至の過ごし方…なぜかぼちゃと柚子湯? ★
なぜ柚子湯に入るの?(All About)

  冬至には、冬至かぼちゃを食べて金運を祈り、冬至風呂(柚子湯)に入って無病息災を祈るハッピー行事を、各家庭でも年中行事にしてみましょう!


◆◆ インフルエンザやノロウイルスに、ご用心を! ◆◆

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