お知らせ
2010年12月14日掲載
●インフルエンザ流行拡大中!予防接種は今がラストチャンス!

  インフルエンザワクチンは、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した2週後(13歳未満のお子様の場合は2回接種した後)から5カ月程度と考えられています。
  今月に入り各地でインフルエンザの流行が拡がっています。 まだ、接種されていない方はすぐにでも接種されることをおすすめします。
  なお、通常、インフルエンザの流行ピークは、毎年1月〜2月にやってきますので、有効なワクチン接種を受けるには今がチャンス!ラストチャンス!といえるでしょう。
 

今年度の「インフルエンザ予防接種」について 

今年度のインフルエンザワクチンは、どのような種類ですか?
  今年度のインフルエンザワクチンは、
【1】新型インフルエンザ(A/H1N1)と季節性インフルエンザ(A/H3N2とB型)の
   3つに効果があるワクチン
3価ワクチン
【2】新型インフルエンザ(A/H1N1)だけに効果があるワクチン1価ワクチン
の、2種類があります。
  インフルエンザには無数のタイプがあり、この冬にどのタイプのインフルエンザが流行するかはわかりませんが、流行の可能性が比較的高いと思われる3つのタイプのインフルエンザ(新型インフルエンザと、2種類の季節性インフルエンザ)に効果が期待できるのが3価ワクチンで、今年度のインフルエンザ予防接種では「3価ワクチンの接種」が広く行われています。
  特に、65歳以上の方は、新型インフルエンザだけでなく季節性インフルエンザにかかったときにも重症になる可能性が高いため、1価ワクチンより3価ワクチンをおすすめします。
  また、1価ワクチンの接種を希望される方は、受けられるかどうかを、医療機関にお問い合わせください。
  なお、3価ワクチンも1価ワクチンも、副反応の起こりやすさは同程度とされています。
国内における「インフルエンザ流行状況」の詳細は、国立感染症研究所感染症情報センターのホームページを参照してください。
インフルエンザにかからないためにはどうすればよいのでしょう?
1) 流行前のワクチン接種
  インフルエンザワクチンは、罹患した場合の重症化防止に有効と報告されており、わが国でも年々ワクチン接種を受ける方が増加しています。
2) 外出後の手洗い等
  手洗いは手指などからだに付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず感染予防の基本です。外出後の手洗い、うがいは一般的な感染症の予防のためにもおすすめします。
3) 適度な湿度の保持
  空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
  からだの抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
5) 人混みや繁華街への外出を控える
  インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や慢性疾患を持っている方、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
  やむを得ず外出をして人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等は捕捉されるため、不織布製マスクを着用することはひとつの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短時間にしましょう。
厚生労働省
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