2010年12月28日掲載 |
●お正月、「鏡餅」「おせち」をもっと楽しみましょう!
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元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭に降臨するとされています。 その、年神様の依り所が鏡餅です。 年神様を迎え入れてお祝いし、たくさんの幸せを授けてもらうために、様々な正月行事や風習が生まれました。知ればますます楽しくなるお正月!お正月をもっと楽しみましょう! |
●お正月は、 年神様(としがみさま)をお迎えします 一年間わが家に幸せをくださる祖先の神様=年神様をお迎えするのがお正月です。 ご滞在中煮炊きをして台所を騒がせては失礼と、大晦日のうちに三が日分の食事を用意したのがおせち料理で、年神様と一緒にいただきますので、祝箸を使いましょう。 |
●鏡餅は年神様の依り所 年神様へのお供えものであり、依り所であるのが鏡餅。神様が宿るところとして神事に用いられる円形の鏡からきており、丸餅は魂をあらわす心臓のかたちも模しています。また、大小2段で太陽と月、陽と陰を表しており、円満に年を重ねるという意も込められています。 |
●年越しそば 江戸時代、金細工職人が仕事場に飛び散った金粉を、そば粉を練っただんごで集めており、「そばは金を集める」という縁起ものとなってその後、現在のそば切りの形で広く食べられるようになりました。 今年をしっかりと年越しそばで締めくくって、来年は金運上昇と行きたいものです。 |
●重箱にいっぱい! 家族の願い、愛情を詰めましょう! おせち料理に詰め合わされる一品一品には、家内安全や子孫繁栄など、大切な由来があります。 重箱におせち料理を詰めるのも、「良いことが重なりますように」との願い・愛情をいっぱい込めるという思いなのです。 |
●お雑煮 年神様の居所とされるお鏡餅と一緒に作ったお餅を、野菜や鶏肉、魚介など雑多なものと煮込んだ料理です。いわば年神様のお下がりで、地方色豊かです。 名古屋では「もち菜(小松菜の一種)」で名を上げる「かつお節」勝つ武士=立身出世と、戦国期のシンプルな願いが活き継がれています。 |
●鏡餅をいただく、鏡開き 年神様の依り所だった鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、無病息災を祈ります。鏡餅を開くことで、年神様をお送りし、お正月に一区切りつけます。 鏡開きは11日、15日、20日と、地方や習慣によっても違います。武家は刃物で切ることを嫌い、小槌で叩いて割り(開く)ます。 |
★ 「おせち」をもっと楽しむために ★ | ||
【おせち】のいろは (All About) お正月のおせち料理には、たくさんのいわれやしきたりがあります。そのどれもが家族の幸福を願うものばかり!知恵と愛情を詰め込んで、おせちを美味しくいただきましょう。 併せて、【おとそ】【お雑煮】のいろは もご覧ください。 |
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