2011年1月17日掲載 |
●知って得する医療費のしくみ・・・@増え続ける、国民医療費
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厚生労働省によると、2008(平成20)年度の国民医療費(国民の病気やけがの治療のために支払われた費用の総額)は、なんと34兆 8,084億円! 国民医療費は年々過去最高を更新し続けており、国民所得に占める国民医療費総額の割合は、0.88ポイント増で9.90%、約1割に迫っています。 国民医療費を総人口で割ってみると、病院にかからなかった人を含め、1人あたり27万 2,600円かかっていることになります。 |
■国民医療費の年次推移と対国民所得比 | ||||
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年齢別では65歳以上の医療費は18兆9,999億円で全体の54.6%を占め、 45〜64歳は8兆7,397円で25.1%を占めています。 1人当たり医療費は65歳未満の15万8,900円に対し、65歳以上は67万 3,400円と、高齢者は現役世代の約4.2倍となっています。 また、病気別でみてみると、循環器系疾患が5兆2,980億円で最も多く、以下、新生物3兆3,121億円、呼吸器系疾患2兆186億円、腎尿路生殖器系疾患1兆9,273億円、筋骨格・結合組織疾患1兆9,273億円と続き、上位5分類で全体の55.8%を占めています。 年齢別にいえば、65歳以上は新生物、65歳未満は循環器系がそれぞれ一番多いことがわかっています。 |
「医療費」について、考えてみましょう! | |||
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医療費の増加は深刻な問題です。みなさんには、 もっと医療費について知っていただきたい、考えていただきたいと思っています。 次回は、「医療費の自己負担」について、お知らせします。 |
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