2011年2月2日掲載 |
●節分、立春・・・「大豆(だいず)」なはなし
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「立春(りっしゅん)」とは、冬至と春分の間の2月4日頃にあたります。 「立春=正月」、寒さがあけて新しい春に入る・・・旧暦では一年の始まりは立春からと考えられていましたので、今でも年賀状には「初春」「新春」「迎春」といった言葉や、梅の花など、「立春」を思わせる内容になっています。 立春の前日が「節分」です。 「節分=大晦日」には、一年間の厄祓いのために、厄=鬼は外!と豆まきをします。 |
●一年中、大豆 豆まきで使われる豆は、煎った「大豆(だいず)」です。 当て字で「魔滅(まめ)」とも使われていたように、大豆には災いや病気などの「魔を滅ぼす」力があると考えられていました。節分の夜に「鬼は外、福は内」と、煎った大豆をまいて魔よけ・鬼払い・厄払いをした後、年齢の数だけ豆を食べます。 お正月の黒豆も大豆の一種「黒大豆」です。 夏には、大豆を青いうちに収穫した「枝豆」を食べますし、豆腐、厚揚げ、味噌、納豆など、1年を通して私たちの食生活に深く関わりがあります。 ●畑のお肉、大地の黄金 日本では「畑のお肉」、アメリカでは「大地の黄金」と呼ばれる「大豆たんぱく質」は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などがあるといわれています。 また、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれています。 そのうえ、コレステロールを全く含まない、ヘルシー健康食品です。 ●大いなる豆、大豆 ・ 総コレステロールを低下させる「大豆レシチン」 ・ ビフィズス菌を増殖させる作用のある「オリゴ糖」 ・ 抗酸化作用やコレステロールなど血中脂質を低下させる「大豆サポニン」 ・ 骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれる「イソフラボン」 といった多くの機能性物質が含まれています。 |
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