2011年2月9日掲載 |
●チョコっと、いいはなし
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そもそもバレンタインデーとは・・・ ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止していました。 かわいそうな兵士たちをみかねて、キリスト教司祭であるバレンチノ(英語読みではバレンタイン)は内緒で結婚をさせてあげたのです。 バレンチノは捕らえられ、あえて、ルペルカリア祭の前日である2月14日、ルペルカリア祭に捧げる生贄として処刑されたました。 |
もともと、ルペルクスという豊穣(ほうじょう)の神のためのルペルカリア祭とは、毎年2月14日の夕方になると、若い未婚女性たちの名前が書かれた紙が入れ物に入れられ、祭が始まる翌15日には男性たちがその紙を引いて、あたった娘と祭りの間付き合うという・・・未婚の男女の出会いの祭りのようなものだったのでしょうか。 キリスト教徒にとってもこの日は祭日となり・・・次第に、恋人たちが贈り物やカードを交換する「恋人たちの日」となったようです。 |
● チョコレート・ココアの効能 ● |
●カカオ・ポリフェノール チョコレートやココアに多く含まれているカカオ・ポリフェノールは、動脈の繊維にコレステロールがたまったり、LDL-コレステロールが酸化を受けて起こる動脈硬化を防ぎ、細胞DNAの突然変異を抑制するがんの発生メカニズムを抑える効果があります。 さらにココアは、胃かいようや胃がんとの関連が深いピロリ菌や重い食中毒で知られる病原性大腸菌O-157、また、虫歯菌を抑えるなど、細菌の感染抑制に効果があることもわかっています。 ●チョコレートでは太らない チョコレートは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含む、栄養バランスのとれた優れた食品です。 標準飼料育ちのラットと、飼料の20%をチョコレートでおきかえたラットを比べた場合、同カロリーなら体重の差はなく、肥満もみられないことから、チョコレートが太るわけではないことがわかっています。 問題は、食べすぎ!あくまでも量の問題ではないでしょうか。 ●アレルギーやリウマチにも効果 アトピーや花粉症などのアレルギーは現代病のひとつとして大きな問題になっていますが、マウスにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、アレルギーの原因となる活性酸素の過剰な働きが著しく抑えられたとのことです。 花粉症などアレルギーの方は、チョコレートを試してみませんか? ●ストレスにも勝つ!集中力、注意力、記憶力もアップ! チョコレートは、心理的ストレスに対しても抵抗力が強まることが確かめられています。心が疲れているときは、ホットチョコレートで心を温めてみませんか? チョコレートの香りが集中力や注意力、記憶力を上げることも確かめられ、さらにチョコレートを食べたほうが、陸上競技の「ヨーイ〜ドン」からスタートの反応時間が短くなることもわかってきています。 ●●●最大の効能は・・・ 特にバレンタインデーのチョコレートには、愛情やコミュニケーションを深める効果もありそうですね。本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、自分チョコ、ぜひぜひ!お試しください。 |
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