お知らせ
2011年2月11日掲載
●女性の悩みを改善しよう・・・B「冷え性」

  「冷え性」は「冷え症」ではありません。病気ではなく、生活習慣の問題です。
  冷え性とは、からだの他の部分が暖まっているのにもかかわらず、手や足の先などがいっこうに暖まらず冷えているような感じが続く状態です。
  冷え性は、言い換えれば「血行不良」です。動脈硬化などによって毛細血管まで暖かい血液が回らなかったり、冷たい気温で毛細血管が縮んでしまって元に戻らず血行が悪くなったりで、血液の行き届きにくい手足の指先に影響がでるものです。
  なぜ女性に多いのでしょう?
  原因はいくつもあります。服装、靴、食事、エアコン、運動不足、入浴など、悪い生活習慣が冷え性を招いていることが多いのです。
  生活習慣の見直しが、まず第一です。

女性の悩み B「冷え性」
●自律神経失調体質
  冷え性になる方は、この自律神経失調体質に当てはまる方が多いようです。自律神経は人の内臓や血管など、からだを安定に保つ働きをしています。汗(温度調節)、胃の動き、目の動きなども自律神経で制御されています。
  この自律神経が崩れると、疲れがとれない、イライラする、胃がもたれる、肩がこる、そして精神的不安定になる恐れもあります。
  不規則な生活、食生活を改善する必要があります。●鉄分不足体質
  特に女性は生理等がありますので、男性以上に鉄分を摂取しなくてはいけません。鉄分不足は貧血を起こします。この貧血が冷え症に大きく関わってきます。
  貧血、すなわち赤血球が少ない血液は、からだの力の源の一つである酸素を運搬する力がなく、結果として体力不足、疲れやすく、手足が冷える状態をつくってしまいます。
●寒いところで採れる食材が、からだを温める!
  冷え性を改善する、からだを温める食材は、寒い地方で採れる物、または冬に採れる食材が多いので積極的にとりましょう。冬は改善のチャンスです。
  例えば、しょうが、ねぎ、にんにく、こんにゃく、ごぼうなどがあります。
  しかし、現代人が簡単に口にできるもののは、果物や野菜などどちらかと言うと暖かい地方の食材が多いようです。暖かいところの食材には、からだを冷やす働きもあることを覚えておきましょう。
●足を温める!
  足は血液の巡りが非常に悪く、皮膚の温度は室温まで下がってしまいます。夏も冬も保温性のある靴下やタイツをはくことをおすすめします。
  また、ヒールの高い靴やサンダル、足首やふくらはぎに余裕のないブーツは避けましょう。足を締め付けることは、血液の流れを悪くさせてしまいます。
●手を温める!
  手も、心臓から距離がある部位のひとつです。血液の循環経路としても一番後回しで、しかも脂肪が少なく保温効果が少ない部位なのです。
  手の冷えを改善するには、まずからだ全体の冷えを改善する必要があります。ストレッチや軽めの運動でからだ全体を温めましょう。
  また、首の後ろを温めると、からだ全体を温める効果が促進するようです。夏の冷房が効いた室内でもスカーフなどで首の後ろは温めておきましょう。


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