お知らせ
2011年6月15日掲載
●健康診断の、A検査項目・結果の見方は?

  健診結果の「基準範囲」は、健康とされる人たちの検査値を統計処理して定めた参考値です。
  基準範囲を外れたからといって病気とは限りませんし、また、「基準範囲内で異常なし」といっても、来年や10年後が保証されたわけでもありません。

  私たちのからだは常に変化し、また個人差もあります。
  大切なことは、毎年の健診結果数値の推移を考慮して、生活習慣に反映させていくことなのです。
 

1.検査の基準値と異常値
  検査には基準値と異常値があります。しかし、この値は「わずかでも基準値をはみ出せば異常である」ということではありません。
  基準値とは検査の結果得られた数値が、ある範囲内にあれば発病しにくい値であって、これらは長い間大勢の人のデータから得られた「標準的な値」です。
2.結果データを蓄積して、前回データと見比べよう
  毎年の数値を比較して、数値の変化に注目してみると、生活習慣を見直すヒントがあるものです。
  「健康管理ファイル」に大切に保存して、前回・前々回と見比べてみましょう。
  生活習慣の改善をしてみると、気になっていた数値がどんどん良くなっていることが嬉しく、大きな励みになります。また全ての数値の「推移」を見てみると、今まで気がつかなかった新たな注意点が見つかることもあります。

次回は再検査、精密検査等になった時どうしたらよいか、お話します。


各種健診の検査内容や指定健診機関など  

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