お知らせ
2011年7月3日掲載
●夏ばてしない10か条!

  今年の夏は例年にも増して暑く、東日本大震災により節電も社会で取り組まれています。 このような中、体温調整は必要不可欠です。

  「夏ばて」とは、高温多湿な日本の夏にからだがなんとか対応しようとしてしきれなかった結果「だるくて疲れやすい、食欲がない」といった症状が起こる「夏のからだの不調の総称」です。
  大量の発汗、睡眠不足、暑さからくる食欲の低下や食事の偏り、冷たいものをたくさん飲んでしまうことによる消化機能の低下、冷房の効いた室内と熱い外との温度差にからだが対処できずにおこる自律神経失調状態、などがあります。
  そんな夏ばての症状から原因・対策を考えて、元気に夏を乗り切りましょう!
 

1. 冷房温度を調節しましょう
冷房のきいた室内と蒸し暑い外との温度差が5℃以上となると、からだの温度調節機構はうまく働かなくなります。冷房温度は28℃がおすすめです。
2. こまめに上着を脱ぎ着しましょう
乗り物や公共施設、オフィスなどでは、上着を一枚持ってこまめに脱ぎ着して調節しましょう。
3. 冷房よりも除湿、室内に風の流れを作りましょう
湿度が低いと涼しく感じます。「冷房より除湿」を心がけ、2方向の窓を開けて室内に風の流れを作りましょう。
4. 寝る前に冷房はタイマーをかけましょう
寝ている間ずっと冷房がかかっているとからだに負担がかかります。タイマー設定にしましょう。
5. 安眠には頭を冷やしましょう
全身を冷やさなくても、頭が冷えるとそれだけで涼しく感じます。冷えるタイプの枕や風邪用の頭を冷やすシートを使ってみましょう。
また、敷ぶとんの上に竹シーツや寝ござなどを敷いて、からだと布団の間に隙間をつくると涼しく感じます。
6. 冷たい飲み物のガブ飲みはやめましょう
冷たい飲み物を取りすぎると、胃液が薄まって消化機能が低下します。
7. 良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラルをとりましょう
夏ばて防止に効果的な食事のとり方は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよくとることです。とくにビタミンBを積極的にとりましょう。豚肉や精製していない穀類、豆類などに多く含まれます。
8. 香辛料で食欲を刺激しましょう
胃液の分泌を促す食べ物には、辛いものや香辛料、香味野菜などがあります。辛いものやスパイスいっぱいのカレーは、発汗による夏ばて防止効果も期待できます。レモン・お酢などの酸味も疲労回復効果があります。
9. 夏太りに要注意!
暑いからからだが持たないし、いっぱい食べなきゃ・・・というのは過去の話かも・・・冷房の効いた部屋で冷えたものを食べていませんか?冷えたものは油分も甘味も感じにくいので、食べすぎには注意が必要です。
10. 上手に汗をかきましょう
汗をかくことは、からだの温度調節はもちろん、血流を良くし老廃物も出てゆくという効果もあります。からだを動かさないとうまく汗をかくことができませんので、涼しい夕方などにちょっと歩いてみたり、お風呂後のストレッチもおすすめです。

★ 夏バテ予防法・回復法 ★
夏ばて対策10か条!(All About)
  昔の夏ばてとはちょっと違う最近の夏ばて。
  夏ばての原因を知り、正しい夏ばて対策をしましょう。夏ばて対策10か条をまとめてみました。


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