お知らせ
2011年7月7日掲載
●夏の健康管理・・・A冷たいものは控えめに!

  冷房が普及していなかったころの「夏ばて」は、暑さによる体力消耗と食欲不振から「夏やせ」という結果をもたらしていました。 もちろん冷蔵庫や冷凍庫も普及しておらず、冷たい飲食を手軽にすることもありませんでした。
  ところが今は、冷房による外気との温度差ストレスで自律神経の不調を訴える人や、冷たい飲食による胃腸の不調での「夏ばて」をおこす人が多く、これは「夏太り」という結果になるようです。
  冷房も控えめに、冷たい飲食も控えめに、何事も「ほどほど」がからだに良いのです。
 

■下痢や夏風邪で、かえって体力消耗に
  冷たいものを食べすぎてお腹をこわすのは、誰しも経験したことがあると思います。夏場、慢性的に冷たいものを飲食し続けると、胃腸の消化吸収機能がおとろえ、かえって体力消耗につながります。
  さらに、消化吸収機能の低下から体力が低下して、免疫力も低下し、結局、夏風邪をひいたり、感染症をもらいやすくなったりします。
■温かくさっぱりと食べる工夫を
  また、どうしてもそうめんなどの消化の良い、あっさりしたものも食べたくなりますが、冷たい状態で食べれば内臓温度が下がります。
  そんなときは、温かいにゅうめんにして、しょうがを加えたり、梅干などを添えて食べましょう。しょうがでからだの芯が温まり、梅干でさっぱりします。薬味やおかずに工夫をして、あっさり温かい飲食を心がけましょう。
  食事の際のお茶を、冷たい麦茶ではなく、温かい番茶にしてみませんか。


★ 夏バテ予防法・回復法 ★
夏バテに…
  冷たい飲み物vsあったかい番茶
  (All About)

  夏は冷たいものをたくさん取ったり、麺類で食事を済ませたりしがち。でもそれが夏バテの原因になってしまいます。


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