お知らせ
2011年7月14日掲載
●夏のレジャーでは、自然を絶対甘くみないこと!

  夏は海や川、山など、アウトドアでのレジャーを楽しむ人が多くなる季節です。
  アウトドアは、自然に触れる楽しみがある半面、自然ならではの危険もあります。アウトドアでの事故を防ぐためには、自然を甘く見ず、危険をきちんと認識することが大事です。

  天候や時間もふまえ、その危険性と早め早めの対処を心得ておきましょう。

水辺での注意
■遊泳禁止区域など、危険な場所では遊ばない
  海や川で「遊泳禁止区域」となっている場所は、穏やかに見えても水深が急に深くなっていたり、沖へ強く流れる「離岸流」があったりするなど、事故につながりやすい危険な場所です。遊泳禁止区域には近づかないようにしましょう。
  また、魚釣りをするときには、転落などの危険がある場所を事前によく調べ、危険な場所を避けましょう。
■悪天候のときは遊ばない
  天候の変化に注意し、海が荒れているときや気象・海象が悪くなることが予想されるときは、水辺のレジャーを中止しましょう。
  特に河川でのレジャーの場合は、上流の天候の急変などによって、急増水する危険があることを忘れてはいけません。
■子どもだけでは遊ばせない
  水深が浅い場所でも水難事故は発生しています。海水浴場の人混みで、子どもが親を見失って沖に出てしまったり、波打ち際で遊んでいても離岸流に巻き込まれる場合もあります。
  小さい子どもはもちろん、子どもが泳げるようになっても必ず大人が付き添って、好奇心旺盛な子どもから目を離さないようにしましょう。
■熱射病、日射病、日焼け
  熱射病や日射病にならないよう、水分の補給と日かげでの休息を忘れないようにしましょう。 また、肌の焼きすぎに注意しましょう。
■ライフジャケットを着用する
  魚釣りやボート遊びなど、水辺のレジャーを楽しむときは、ライフジャケットを必ず着用しましょう。
  また、万一事故が起こったときの連絡手段を確保するため、携帯電話を防水パックに入れて携行しておきましょう。

山での注意
▲体力・技術に合った登山計画書の作成、提出
  単独での登山は避け、グループで登山しましょう。 その際、メンバーの体力や体調、登山の経験・技術などを考慮して、能力に合った山を選びましょう。
  登山の前に、コース・日程などに配慮して安全な登山計画書を作成し、登山口の提出箱または山を管轄する警察署などに「登山計画書」を提出しましょう。
▲十分な装備、暑さ対策も万全に
  山の天気は変わりやすく、山頂付近では夏でも気温が低くなります。
  逆に標高の低い山岳では予想以上に暑く、熱射病や日射病、熱疲労などの熱中症にかかりやすくなります。 風通しがよい服装をしたり、帽子をかぶったりするなど、暑さ対策をしておきましょう。
  登山靴や上着、靴下、帽子、サングラス、雨具、水筒、食料、地図、コンパス、タオル、救急薬品など、日程やコースに合わせて必要なものを確認して、十分な装備をして登りましょう。
  また、水筒を持参し、こまめに水分補給を行いましょう。
▲夕立・雷に注意する
  夏山で怖いのは夕立と雷です。 雷雲は午後に発生しやすいため、早めの出発、早めの到着となるような登山計画を立てて行動しましょう。
▲万一の連絡手段として携帯電話を携行する
  万一遭難したときに通報して助けを求められるよう、携帯電話やアマチュア無線機などの通信手段を携行しましょう。
  携帯電話からの通報で救出された例も少なくありません。
▲ お役立ちリンク集 ▲
長野県警察「山岳相談救助隊」   ・ 岐阜県警察「山岳情報」 
静岡県警察「登山情報」   ・ 富山県警察「登山」


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海・川・山の夏のレジャー
  安全に楽しく遊ぶために
  (政府広報オンライン)

  アウトドアでの事故を防ぐには、自然を甘く見ず、危険をきちんと認識することが大事です。
  事故が起こりやすい注意点を紹介します。


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