お知らせ
2011年7月18日掲載
●毎月19日は「食育」の日・・・夏野菜パワーを知ろう!

  夏は野菜が豊富な季節です。
  節電で、夏本来の暑さに疲れたからだには、夏野菜のパワー(栄養・効能)が、よりおいしく頼りになることでしょう!
  ほてったからだを冷やしてくれたり、汗をかいて失った水分やカリウムを補ってくれたり、元気をくれたり、胃腸や目を労わってくれたり・・・夏野菜には、猛暑の夏を乗り切るのに欠かせないパワーがいっぱい詰まっているのです。
  今年の夏こそ!夏野菜パワーです!

■元気の源、「赤」のトマト!
  トマトの赤い色に含まれる「リコピン」には抗酸化作用があります。免疫力を高め、がんの予防、細胞の酸化、老化防止、皮膚や粘膜を健康に保ちます。
  また、余分な塩分を排出し、高血圧や動脈硬化を予防するカリウムや、美容に嬉しいカロチン、ビタミンC、Eも入っています。
■ネバネバギブアップ!夏バテ防止に「オクラ」
  オクラのネバネバ成分「ペクチン」は、腸の働きを整え、便秘の解消や糖尿病を、予防する効能があります。同じくネバネバ成分「ムチン」は、胃の粘膜を保護してたんぱく質の消化、吸収を助ける効能がありますので、エネルギーとなるたんぱく質と一緒に食べると夏バテ防止!ネバネバギブアップ!です。
■ほてったからだを冷やす「キュウリ」
  キュウリの約95%は水分で、カリウム、カロテン、ビタミンCなどを含んでいます。汗で失われたカリウムを補充し、また利尿作用がありますので、むくみやのぼせにも効果があり、からだの熱をとります。夏のキュウリのビタミンCは冬の2倍以上!ぬか漬けにするとビタミンBもとれます。
■赤、黄、緑、ビタミンカラーの「ピーマン」
  ビタミンC、E、カロチン、カリウム(ビタミンCの含有量は赤、黄、緑の順です)が豊富なピーマンは、肌荒れ、風邪予防、がん予防、血液をさらさらにしてくれるので動脈硬化予防にもなります。緑ピーマンには抗酸化作用のあるクロロフィルが含まれています。
■目にやさしい、「紫」のナス
  ナスやブルーベリーに含まれている紫色の色素は「ポリフェノール」の一種で「アントシアニン」という色素成分で、ぶどうや赤シソにも含まれています。これは目の機能を向上させる働きがあり、疲れ目に効果があります。
  ナスは95%が水分と糖質で、ほてったからだを冷やしてくれます。
  その他・・・疲労を回復して便秘を予防する「トウモロコシ」。 美容に欠かせないカロテン豊富な「カボチャ」。 肝臓を守ってくれるビールのお供「枝豆」などなど、そのパワーを知れば知るほど食べたくなる夏野菜たちはまだまだいっぱいあります!この機会にいろいろ食べて学んでみませんか?!


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