お知らせ
2011年7月21日掲載
●夏の健康管理・・・C上手な水分補給で、暑さに強いからだに!

  節電の夏とはいえ、体調を崩してしまうほど節電していては何にもなりません。
  しかし、日頃から水分を多めにとることによって、暑さによるストレスにも強くなれるのです。
  長くて暑い節電の夏を元気に走り切るためにも、「自分にあった水分補給」方法を身につけておきたいものですね。
  尿の色や回数を目安にしておきましょう。

■日常生活での水分補給のタイミング、量、種類は?
  タイミングは、食事の妨げにならないようにすることが大原則で、運動の前中後、入浴前後(長く湯につかるなら入浴中も)、就寝、起床時がよいようです。
  は、一度に多量に水分をとると、吸収が悪くなり胃の消化機能を低下させてしまいます。1回に200ml(約コップ1杯)程度として、一気飲みではなく、時間をかけて飲むようにしましょう。
  種類は何でもかまいませんが、カロリーや、カフェインなどに注意をすれば良いでしょう。 例えば、コーヒーやお茶系のものはカフェインが含まれていますので、就寝前に飲むのは避けたほうがよいでしょう。
  また、お酒類やコーヒーには脱水作用がありますので、補うようにお水もとりましょう。
  日本の水は軟水です。硬水であるヨーロッパのミネラルウォーターは、飲みすぎるとお腹をこわす場合がありますので注意しましょう。
■屋外運動(作業)での水分補給のタイミング、量、種類は?
  タイミングは、「乾いたな」と思ったときには既に遅し、からだは脱水をしてきています。 心拍数も上昇し始め、運動のパフォーマンスは落ち始めているはずです。 運動の強度がきついと感じたときや暑いと感じたときは早めに、そうでもないときはゆっくりめに水分補給をすればよいでしょう。
  発汗した量を目安にして、それに応じた水分補給をすると、運動後の疲労感が少なくなります。
 量と温度は、疲労感や発汗量を目安に、飲みやすいものを飲めば良いでしょう。 涼しければ常温くらい、暑ければ冷たい方が飲みやすいでしょう。
  運動後に多量に飲むのを見かけますが、これは胃に負担がかかって吸収にも時間がかかり、逆効果になります。 運動後には時間をかけて、からだにしみ込ませるように飲みましょう。
  種類は、自分にあったものなら何でもよいでしょう。
  1時間程度の短時間の運動には水だけで十分ですが、長時間にわたる運動の場合には、糖分とミネラル分を含んだもの(スポーツドリンクを半分程度に薄めたもの)か、水と一緒に食塩をほんの少しなめるとよいようです。


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